H(人文科学)、M(数学)、N(自然)、S(社会)。私はこれらの分野の科学を研究してきましたが、これらの分野はアルバート・アインシュタインがかつて在籍し、現在はエドワード・ウィッテンが所属しているプリンストン高等研究所で研究されている分野です。大学院時代の研究は興味深いものでしたが、一方で、物理の研究への過度の集中は、人間性の喪失をもたらしました(物理ロボットのような状態だった)。 「人間 (Humans)」という言葉を使うのは、二度と同じ失敗を繰り返さないという自分への戒めでもあります。また、最後の文字「s」はサイエンスの頭文字であるだけでなく、複数形にすることで多様性を大切にするという私の意志を表しています。
私の作品の根底に流れている共通のものは、2つ以上の異なる物事の融合です。これは、私の記憶に残る表象の集合体として実現されます。このような創作方法は、私の専門的な研究の中で新しいアイデアが閃くのと同じ方法でもあります。私の様々な分野での経験は、目に見えるものだけでなく、目に見えない概念も含めて、物事を様々な側面から考察することによって、一つの作品に集約されます。私の作品は言い換えれば、目に見える、或いは、目に見えない物理学の融合であると言えます。
【略歴】
・製薬業界の科学者。理論物理学の博士。東京工業大学大学院で弦理論とブラックホール物理学を研究。卒業後は金融業界で11年以上勤務。その後、東京大学などで計算生物学分野を中心に複数の研究関連職を経験。現在の専門研究分野は、数理腫瘍学、計算論的神経科学、量子生物学など。ワシリー・カンディンスキー、サルバドール・ダリ、岡本太郎、大竹伸朗など多岐に渡るアーティストに影響を受ける。 J-POP愛好家。デスクトップ音楽作曲修行中。
【入選・入賞歴】
2023年
・第12回 躍動する現代作家展(国立新美術館)
2024年
・第2回 100人のARTノートプロジェクト 採択
・第3回 「47都道府県を巡る!日本全国アートの旅 」in かながわ 入選(平塚市美術館)
・第4回 四谷アートフェスティバル ホルベイン賞(写真)(CCAAアートプラザ)
・第1回 松本国際アート展示会 un do展 メディア芸術賞(松本市立博物館)
・第74回 モダンアート展 入選(東京都美術館)
・第13回 躍動する現代作家展 最優秀賞(福岡アジア美術館)
・第46回 神奈美公募展 入選 準会員推挙(神奈川県民ホールギャラリー)
・第91回 県展 奨励賞(横浜市民ギャラリー)
・第1回 Nude The Tokyo 入選 (世田谷美術館)
【佳作】
2024年
・第5回 全日本芸術公募展 佳作
【個展・二人展】
2024年
・Humans Sato Virtual Solo Show (The Holy Art Gallery)
・Humans Sato やまざきなな 二人展(YUMENO GALLERY)
・Humans Sato – Solo Show – Athens (The Holy Art Gallery, アテネ)
【国内グループ展】
2023年
・AUTUMN展 2023(Gallery SIACCA)
・intersection 18(#1010)
・みんなでアートフェス!(アートストンギャラリー)
2024年
・ミニアート展 Vol. 7(GALLERY 2511)
・The Square Vol. 2(横浜赤レンガ倉庫、日本文藝)
【海外グループ展】
2023年
・CENSORED (MADS Art Gallery, Digital, Milan, Barcelona, Metaverse)
・BORDERS (TLIQUID Group, Digital, Venice)
・Interconnecting Lines (Artio Gallery, Digital, New York)
・Art ON LOOP on EUROPE (The Holy Art Gallery, Digital, Amsterdam, Brussels, Paris)
・Art ON LOOP on New York (The Holy Art Gallery, Digital, New York)
・Holy Art Virtual Shows (The Holy Art Gallery, Digital, London)
・Dreamy (TAPIIAL Virtual, Chile)
・ACT VII (Galleria Azur, Digital, Miami)
2024年
・VIFAF 2024 (WOC, Digital, Crete, 2024)