写実的な表現が共通の特徴となりますが、画題は一貫せず何でも描きます。
どんなものにも興味や愛情を注げる事が強みだと思ってます。
芸術家というより、昔ながらの絵師に近いと思ってます。
自己表現を前面に出すより、ご注文下さった方はもちろん、絵をご覧頂く方々に喜んで頂けるものを考え、期待以上の作品を仕上げる事を制作の喜びとしております。
風景、花、動物、人物も肖像画からエロティックなものまで幅広く描き分けてますが、どんな画題でも素材や技法、色彩や描写に妥協しない制作姿勢には一貫性があると思います。
▼略歴
東京藝大大学院修了 加山又造氏に師事
師匠加山又造氏ゆずりで、様々な題材、技法への探究心が豊かで作風の幅が広く、公立美術館や百貨店で個展をし、屏風や掛軸を全国の寺院に納める一方で、バー&ギャラリーなどでエロティックな作品の展示販売も行なっている。
公共性の高い表メニューと、個人の嗜好に合わせた裏メニュー、どちらも並行して制作する二刀流画家。
1966年 / 北海道岩見沢市生まれ
1991年 / 東京藝大絵画科日本画専攻卒業
1993年 / 同大学院修士課程修了 加山又造氏に師事
主な個展、企画展
1997~04年 /「個展」お茶の水 世界観ギャラリー 計4回
2003年 /「個展」丸善・日本橋店ギャラリー
2006~18年 /「個展」丸善・丸の内本店ギャラリー 計6回
2012~15年 /「個展」大丸札幌店美術画廊 計2回
2015年 /「岩見沢の美術 セレクトV展」岩見沢市絵画ホール
2017年 /「甲州と南部を愛する日本画家たち」日本画3人展 山梨県南部町立美術館
2020年 /「個展」岩見沢市絵画ホール・松島昌幸記念館
▼主な仕事
1992年 / から現在に至るまで句誌「夏至」の表紙絵を担当
2007年 / 丸善カレンダーに採用
2006,08年 /「春秋長谷寺屏風」東京都江戸川区 泉福寺蔵
2010,18年 /「紫陽花屏風」「紅葉屏風」鎌倉長谷寺蔵
2012年 /「春の長谷寺屏風」岩見沢市 長高寺蔵
2013年 /「久遠寺のしだれ桜」埼玉県久喜市 常薫寺蔵
2014年 /「キャンジン・ゴンパの朝」岩見沢市に寄贈
2014年 /「雲龍図」仁王門天井板絵 北海道松前町 光善寺蔵
2014年 /「頂相」第二世住職肖像画 岩見沢市 明心寺蔵
2016年 /「第八十五世化主肖像画」奈良県 総本山長谷寺蔵
2016年 /「布袋尊像」東京都谷中七福神 修性院蔵
2017年 /「老松」能舞台鏡板 岩見沢市 浄土寺蔵
2019年 /「平成の防人」揮毫雪洞 靖国神社蔵
2020年 /「地獄極楽変相図」岩見沢市 明心寺蔵