詳細情報
- 制作年
- 2023年
- 技法
- 油彩画
- 号数
- 10号
- サイズ詳細
- 45.5×53×3
- 額装
- なし
- 税込価格
- 99,600円
- 特記事項
- 無し
アーティスト
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蝋梅紀行
1907年に出版された「植物雑話」に書かれた植物学者の松村任三の言葉です。100年以上前の日本人も蝋梅は早春を思わせる花だったようです。
この絵の中心の黄色い花は、蝋梅の花を描きました。蝋梅は300年程前の江戸時代に中国から朝鮮へ、朝鮮から日本へ来た花木です。蝋梅をテーマにした作品も多く、芥川龍之介も「臘梅や 雪うち透かす 枝の丈」と残しています。芥川家の裏庭には一株の蝋梅があり、徳川家の崩壊後、芥川家も家財を失い、先祖から芥川龍之介に残されたのはただ一株の蝋梅のみだったそうです。蝋梅の花が積もった雪を透かしてしまうほど枝が長く伸びている ー花の枝の長さが歴史を物語るように私は感じました。
中国からはるばる持ち込まれ、各家庭で楽しまれた花木の紀行を絵にしました。山や空、宇宙のような背景を描き、蝋梅の香りと旅を表現しました。私も蝋梅を種から育てており身近な花木です。
蝋梅の旅を想像して楽しんでいただけたら幸いです。
素材:キャンバス
この絵の中心の黄色い花は、蝋梅の花を描きました。蝋梅は300年程前の江戸時代に中国から朝鮮へ、朝鮮から日本へ来た花木です。蝋梅をテーマにした作品も多く、芥川龍之介も「臘梅や 雪うち透かす 枝の丈」と残しています。芥川家の裏庭には一株の蝋梅があり、徳川家の崩壊後、芥川家も家財を失い、先祖から芥川龍之介に残されたのはただ一株の蝋梅のみだったそうです。蝋梅の花が積もった雪を透かしてしまうほど枝が長く伸びている ー花の枝の長さが歴史を物語るように私は感じました。
中国からはるばる持ち込まれ、各家庭で楽しまれた花木の紀行を絵にしました。山や空、宇宙のような背景を描き、蝋梅の香りと旅を表現しました。私も蝋梅を種から育てており身近な花木です。
蝋梅の旅を想像して楽しんでいただけたら幸いです。
素材:キャンバス