Hirono Nakamura
私にとって龍とは
龍は自然の中に棲み
森羅万象を見つめる
風となり雨となり雷となり
生きとし生けるものの営みを見守る
龍は人を天命へと導く
縁をつなげる
天と地をつなぐように
自然を育むように
龍は夢のかけらを見つけて食べる
本気の夢は呑み込めない
龍は夢を吐き出す
龍が吐いた夢は叶えられる
一人ひとりに龍がいる
そして見守っている
そう感じながら龍を表現しています
▼プロフィール
1964年、辰年、千葉県生まれ。
大学卒業後、人材育成企業に勤める。
42歳の時、健康診断で胃ガンと診断され、全摘手術を受ける。
「自分も死ぬんだ」と当たり前のことに気づき、それまでの生き方を見直しはじめる。
ある日、絵を描いている子どもの姿が、
とても楽しそうに見えて絵を描き始める。
似顔絵、カリカチュア、龍の絵を描きながら、自分の使命を模索する。
2013年、画家として生きていくことを決め、お世話になった会社を退職。
龍神画家として、龍画の創作、ライブペインティングなどの活動を行い、今に至る。