棟方志功
四柵一組の板画『道祖土頌(さやどしょう)』のうちのひとつ。棟方が師と仰いだ陶芸家・濱田庄司を鑚仰して1952年に制作された作品で、濱田の住む栃木県芳賀郡益子町の小字名「道祖土」から名付けられた。4柵のうち、『乳満の柵』と『風吹の柵』は顔も体も黒で表し、一方で『雷聞の柵』と『花降の柵』は顔を白く、体には線描が施され、それぞれが対になるように人物と背景に代赭と群青が交互に裏彩色された。 印譜付き
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