2024.07.16 ~ 2024.07.31
抽象画を中心に制作しています。
今年は、ほぼ毎日小さいサイズのキャンバスに絵日記のようにアクリル絵の具やコラージュ等でその日の気持ちを描き表してきました。はじめは自身の内面をつづっているつもりでしたが、次第に私という媒体を通して色や形が自由に出てくるようなそんな楽しい錯覚を覚えました。
童心に帰りできるだけ難しく考えないで心の命じるままに描いたつもりです。
「絵は、描く人のものではなく見る人のもの」
絵画制作というのは、見てくださる方に想像する楽しみを提供することだと思っています。
答えなどはないのですから作品から自由にイメージをふくらませて楽しんで頂ければ嬉しいです。
また、
直感で得たものを色や形で表現することが私の制作の基本でもあります。
作品自体が強烈に自己主張するのではなく、その場の空間に溶けこむもの、空気の調整をできるようなインテリアとしても好まれる抽象画を目指しています。
● 桝田若代
東京に生まれる。
画家の祖父、彫刻家の父、絵画講師の母の影響を受け幼少期から絵を描く。
十代の頃は、故・渡邉顕麿氏率いる東京荒川少年少女合唱隊にに在籍し国内外の質の高い芸術に触れる。
女子美術大学・大学院では洋画を専攻する。
卒業後は公立中学校ほか、美術教室等で後進の育成。
また、国指定重要文化財である東京復活大聖堂(ニコライ堂)の修復時に来日したイコン画家
バレンチナ・グラゾフスカヤ女史の助手を務めた経験があり、日本ハリストス正教会教区司祭の配偶者。
美術制作者、教育者として活躍。
【略歴】
女子美術大学大学院美術研究科美術専攻修了
【グループ展】
新井旅館
分岐展
2022年
かふぇ&ほーるwith遊「三人展」
UPSTAIRS GALLERY 「絵のある生活 val.22」
2023年
アートストンギャラリー「クロスオーバー展」
[個展]
かふぇ&ほーるwith遊「Avant-garde work2023」