アートは、制作に至った背景や、物語も大切な要素ではありますが
私が大切にしているのは、一瞬のひらめきや偶然性、 インスピレーションだったりします。
その一瞬には、なんか分かんないけどいい!かわいい!カッコイイ!が無限に現れます。
その時の空気感、心情、感動etc…
それを手が動くままに色や形に変換し、 その一瞬の美しさをとどめ、切り取り、更なる美しさや心地よさを追求していく、、 というのが私の作品です。
墨だったり、アクリル絵の具だったり、日本画画材だったり、コラージュだったり 表現方法は様々ですが、常に美しさと心地よさを求めて表現しています。
現在は「黒」の可能性を無限に感じ、墨を使った作品を多く制作しています。
【略歴】 ・大阪芸術大学大学院日本画専攻修士課程修了
2007年~2008年 ・Art Salad / SoHo art gallery cafe(大阪) 2008年 ・二人展MEGURU/Gallery H.O.T(大阪) 2010年 ・TRANSNATIONAL ART展/大阪府立現代美術センター(大阪) ・8月生まれの3人展/ギャラリー菊(大阪)
その後しばらく筆を置きますが、近年活動を再開。 2023年4月、大阪にて個展開催予定
「層 -001-」yoko kojitani
18,000円
この作品は何枚かの紙や描画の重なりでできています。
一見単一なモノクロの描画のようでいて、よく見ると紙や墨、岩絵具の表情が様々で「重なり」「層」を感じられます。
全体に保護剤を使用していますが、それぞれの浸透性が違って、また別々の表情を演出し面白い質感になっています。
層の重なりや偶然できた質感、また、光の当たり具合によっても変化する表情をお楽しみいただきたいと思います。