GROUP EXHIBITION/静謐な雨音展
Rainy days are fun
/ chika
雨の日は楽しい。 雨の色はどんな色? 空から降ってくる雨粒に 草花も木々も綺麗に洗われて美しく、 風に乗って自然の香りがしてくる。 何だか鳥達も楽しそう。 童心に返り純粋な気持ちで覗いてみると、 そこには不思議な物語がみえてくる。 心も洗われる。時間が甦る。 そんなヒーリングアートです。
雨のリズム
/ 加藤鉄平|KatoTeppei
雨の日に畑に出られず、やることなくて何しようかなと外の緑をぼーっと見ながら考えてる。里山での静寂の中に、雨の音だけが響いてる。葉っぱや屋根や土を弾く音。窓を開けて目を閉じて雨音だけ聞いてました。
涼暮れに咲く
/ 彩月りお|AyatsukiLio
雨の多い6月を彩るアジサイ。 みずみずしく描くことで,雨上がりに咲く様子を表現しました。 雨のあとの湿っているけど爽やかな風,アスファルトや土の香り,厚い雲から覗く陽の光。 この季節のお散歩ではアジサイはもちろん,それらの空間感が,私たちの心を楽しませてくれます。
こころの音Ⅰ
/ 後藤理加|GotoRika
心象的な表現の抽象画を描いています。当たり前の様に繰り広げられていく日々の中で感じられる光・色・音、そして自然を自分の中の色で思うままに表現しています。
雨の高松駅
/ 武嶋龍児|TakeshimaRyuji
今から数年前に描いた雨の高松駅です。 行き交う人も傘をさして歩いています。 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、 この高松駅正面には笑顔が隠されています。 よーくご覧になって下さい。 駅が笑顔で迎えてくれています。
紫陽花
/ タニシマシロ|TanishiMashiro
春から初夏にかけて目にすることが多い紫陽花は、梅雨時期を象徴する花のひとつです。作品の背景には、春から夏への季節の移り変わりや新緑や雨など、キーワードとなるもののイメージを色に変え、キャンバスにのせました。背景とのバランスを意識して紫陽花の花はあえて緻密には描かず、模様のように表現しています。
花聖女(美しき魂)
/ 八城寿典|YashiroToshinori
穢れ無き人間の魂は、神の為にある。そして、他の為にある。自分以外の者の喜びを共に喜び、稔りを皆で共有出来る幸せ。心、穏やかに。
咲く(スイレン)
/ 田中宏明|TanakaHiroaki
御岳山の取材に出掛け、通りがかった開田高原で見たスイレン。日本画にはよく用いられるモチーフの一つではあります。赤の使い方が難しく、なかなか取り組めなかったモチーフでしたが気に入った色の絵の具を手に入れる機会があり、模索しながら取り組んでいます。うっとおしい雨の季節に、ただそこにあるようにして咲くスイレンの存在を意識して描きました。
五月雨と田園
/ Ìmeru Nikka
紫陽花は、ガクの他にたくさんの小さな花が集まっていて、中には開いているもの、閉じているものがありました。それぞれの形で存在している小さな花を見ていたら、楽しく歌を歌っているように見えました。そんな紫陽花の思い出を描いてみました。
藍皿に見えた受精
/ 山本眞紗子|YamamotoMasako
私が、2020年にはじめて書いた水墨画です。フランスギャラリーにも出展した思い出深い作品です。そのギャラリーの総合監修アラン・バザール氏より『藍皿上に見つけた人間の起源。美しい表現方法によって書家は、芸術家と生物学者の両方の観察視点があることを如実に示している。』とのコメントをいただきました。私としては、自分の好きな藍皿を描いているうちに、細胞と核に見え、何枚も描いて、最終的に生き物が受精している様子に落ち着きました。
紫陽花のうた
/ 美紀|Miki
紫陽花は、ガクの他にたくさんの小さな花が集まっていて、中には開いているもの、閉じているものがありました。それぞれの形で存在している小さな花を見ていたら、楽しく歌を歌っているように見えました。そんな紫陽花の思い出を描いてみました。
六月、深大寺
/ 中島たかじ|NakajimaTakaji
梅雨の時期は、なぜか深大寺に足を運びたくなります。 ひっそりとした境内を訪ねてみたくなります。 梅雨の晴れ間の紫陽花に、かすかに幸せを感じました。
紫陽花
/ Miiie
雨に濡れる紫陽花 その色が季節を教えてくれる 今年は、どんな色の花が咲くのだろうか。 ダンボールにアクリルで描いた作品の デジタル出力の作品になります。
morning glory
/ Ree.
タイトルは『朝顔』 梅雨と言えばじめじめでちょっと憂鬱 北海道は梅雨はないと言われていますが、 『蝦夷梅雨』と言われる梅雨があります でも雨の日は、草花の色が 雨に濡れて色濃くなり その様をじっと見てみると より美しく見えたりもします この作品の朝顔のベースは 何と筆を使わず、 私が考えた描き方で描いています ユニークな描き方なので まるで和紙のような 押し花なような朝顔がたくさんです 雨をイメージして 『濡れている感』を出す為に ストリンギングメディウムも 使ってみました 梅雨の季節でも ちょっとでも楽しく 色の美しさを感じて下されば 嬉しく思います
水神
/ 上村神壱|UemuraShinichi
水神は、河川・湖・池・泉の中に住む龍です。灌漑用水や堰の守護、雨乞い、水難防止などの人々の祈りを聞き入れた龍が天に昇る様を表現しました。
Stream
/ 岡本やすこ|OkamotoYasuko
この絵から雨音の気配が感じてもらえればと思います。快晴のお天気もいいですが、雨も大切な自然の恵ですね。台湾人の女性の名前にも雨という感じが時々使われていて、詩的な発想だなと思います。この作品は、今までの自分と違う大胆な構図や色彩を取り入れてみました。いつも丁寧に創りすぎて、大胆さに欠けるような気がしていたので、この作品は違う自分が出ていておもしろいと思っています。
Hope
/ 福本清華|FukumotoSayaka
フランスにいたときに描いた作品です。フランスの北の田舎で滞在させていただき、毎日絵を描きました。馬小屋がアトリエで、部屋からアトリエまで歩いたり、アトリエで疲れてぼんやりしていると、よく雲間から差すエンジェルラダーや、霧が晴れていって景色が現れるのを眺めて、当時の自分の不安に何かいいことがあるような気持ちになりました。 梅雨のじめじめしている空気もこの絵で少しでも何かが差し込んだら素敵だなと思い、ここに出品させていただきます。
森のオゾン
/ オガワヒロシ|OgawaHiroshi
菅平から四阿山に行く山道は昨夜の雨で少しぬかるんでいたけど、木々は梅雨中活き活きしている。大明神沢の水もまた楽しそう。
潤い2022
/ くぼやまさとる|KuboyamaSatoru
春と夏の間の、ひと息つける季節、6月。冷んやりとした空気が森の自然を 潤しています。夜明け前に森の生き物たちが目覚めだします。 この季節、昔から好きです。
Quiet time
/ 山根さちえ|YamaneSachie
淡い紫と白い紫陽花。梅雨の優しい雨音をバックグラウンドミュージックに、ひとり心豊かなひとときに思いを馳せます。
雨情 開港記念館
/ 中田晋一|NakataShinichi
横浜開港記念館、通称ジャックの塔を墨と胡粉、雲母を用いて描きました。一年ほど前に閑散とした梅雨寒の横浜の街で雨に打たれる塔が印象的でした。今年の開港記念日には沢山の人が訪れる事を願っています。
あじさいいろ
/ ほんじょうれいこ|HonjyoReiko
紫陽花は薔薇の次によく描くモチーフ。「心変わり」の花言葉が表すように、移り変わる花の色は、ひとのこころの不思議や人生のうつろいを感じさせる。
青の記憶No,57
/ 藤原秀之|FujiharaHideyukio
梅雨入り前の5月は、庭に咲いた薔薇や近くのバラ園に取材に行く。そして紫陽花が咲くころ本格的な雨の季節には、もっぱら大好きなバラの絵を描いていることが多い。
今日は雨が降った
/ 紅林愛子|KurebayashiAiko
染色作品。糸目の技法なしに制作した雨日モチーフの作品です。絹が発光し、ふんわり眩しく感じます。雨の日を優しく包み込み、そしてホッとする温もりを。。
雨上がりの公会堂
/ 福島康廣|FukumotoYasuhiro
かつて「義侠の相場師」と言われた株式仲買人の岩本栄之助が大阪の地にどこにも負けないホールを建設しようと大阪市に大枚を寄付し出来上がったのがこの公会堂です。今では、国の重要文化財に指定され大阪市民の文化・芸術活動の拠点として親しまれています。雨上がりのもやの中に浮かぶ公会堂が印象深く感じました。
『雫』 煌めく
/ 吉野佳葉|YoshinoKayoh
草木に宿った露や真珠を「月の雫」と呼びます。きらめく様子を表す事から「人の心を打つ美しさ」という意味が込められています。みずみずしく雫の煌めくイメージで表現してみました。