佃 喜翔
アンデルセン「人魚の姫」より。白金に輝くベールと真珠でできた百合のティアラをまとった人魚姫。
改めて読んだ人魚の姫(アンデルセン/青空文庫)は案外長編の残酷な悲恋物語で、魚の尾っぽには海王の王女の印の8個の蠣がくっついていて(噛んでいるので痛い!)海の底の魔女の館は怖すぎて夢に見そう・・。絵本の印象より過酷な展開でしたが、子供の頃納得できなかった、入水して海の泡となり天国に召される結末には思いがけない救いもありました。空気の精となって善い行いを積むと永遠の魂を授かるのだそうです。
◆絵サイズ(マット窓サイズ):34×85cm
◆額サイズ(外寸):44×99×2.5cm
◆額装:アンティークデザイン ピンクシルバー木製枠 紙製黒色マット アクリル板使用 共シール貼付 黄袋付き 段ボール製差し箱※画像で額がシルバーにみえますが実際はピンクがかったシルバーです。
◆技法/絹本着色日本画(絵絹 墨 岩絵の具 水干絵具)肉筆