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大塚茂吉展 - 平面と立体 -

 
ギャラリー上田は1978年創業。コンテンポラリーアートを中心に、古代の希少なアンティークまで幅広いジャンルを扱う。近年は若手作家の展覧会も積極的に開催。
 
2021年9月27日(月)‐ 10月16日(土)
11:30 – 18:30 / 日曜休廊
 
日本で日本画を学び、イタリアでテラコッタの造形に出会い現在は陶芸家として活躍する大塚 茂吉の、初の絵画を中心とした個展です。
-今この地球は、原点に立ち返って未来を切り拓いていくべき分岐点に立っている-
未来への祈りを込め日本画の顔料等を使って描く絵画、土による立体造形をご高覧下さい。
 
2021年9月27日(月)~ 10月16日(土)まで、陶芸作家、大塚茂吉の初の絵画を中心とした個展が東京・銀座のギャラリー上田で開催される。大塚茂吉はイタリアを拠点に活躍する陶芸作家で、近代美術館やイギリス・ヴィクトリア&アルバート美術館に作品が収蔵されている。
今回の個展では、大塚茂吉の立体表現のモチーフである「猫」を、日本画の顔料等を用いて平面に落とし込んだ新作を展示します。立体での象嵌と同じく、平面にも1つ1つ祈りと願いが込められた点描が施されている。
大塚茂吉は陶芸作家として高い評価を得ており、これまで陶芸作品を中心に活躍していたため、絵画中心の個展は今回が初となる。
「土色のテラコッタと白い象嵌の向こうに多くの『色』を感じ、実際に色を用いる平面での表現に可能性を見出し、今回の初開催にいたしました。確かなモチーフの捉え方と描写力の高さも魅力です。平面であって平面でない、立体との中間といえる描写が魅力。思わず触れたくなります。」(ギャラリー上田)
新作の立体もまた併せて展示される。貴重なこの機会に、立体作家が表現する平面世界に触れてみてほしい。

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