幼少期に抱いた感覚を掘り起こす作業 ▼略歴 2019年より独学で水彩・ペン・アクリルなどで制作を開始
「震動」宮﨑亮太
30,000円
「No.8」宮﨑亮太
300,000円
イラストには興味を引いたり、引き込む力があって、一度引き込んでしまえば、リアリティを感じさせる事は割と簡単で、伝えたいことは伝わると思った。写実的な絵が生み出すリアルよりも、イラストが生み出すリアリティの方が、伝えたいことが伝わりやすいと感じた。そのイラストの力というものを意識して描いた作品。
5歳の時に母がいなくなり、小学校に入学した自分はかなり荒れてました。 当時の自分の行動の真意は未だに理解できません。 それがつまり自分自身の欠陥なのかなと今では思っています。 母という存在が欠如しているために、理解しきれないモヤモヤが常にあって、その思いを絵にしたいと考えるようになりました。 今回の作品は、まさしく当時、自然の中で遊ぶ自分の内面を描き出そうと試みた作品です。 当時の自分が誰かに何かを訴えたかったのは間違いありません、、、いや、訴えたかったはずです。 絵で自分の欠陥を埋めてやろうと思っています。