光を浴び、風を受け 四季を追う――それは生命を見つめ、見守ること。そして、見守られることでもある。
銀塩カメラにはじめて触れたのは、11歳の時。
心惹かれるままに。気付けば当たり前のよう写真を撮り続け、写大へ。
テーマのひとつに”生命の起源”を掲げ、魂の声にそっと耳を傾け、探り辿ってゆくような制作をしてきました。皮膚から、鼓膜から。微粒子のようなそれを――この身体、すべてを象る源を。本能より奥底に存在する最古の記憶を呼び覚ましてくれる 雨上がりの湿った土の匂いや光に触れ、風と戯れ。自然と調和し、その中で動植物や昆虫たちの愛に触れる瞬間 起こる”シンクロ”を無意識と切り撮っていく。
写真制作に愛と光をこめて。
その熱い喜び、嬉しさ、愛おしさ、色、匂い、癒しを感じていただければと思います。
【略歴】
1990年
・宮城県生まれ
・東京工芸大学 芸術学部 写真学科卒(コマーシャルフォト専攻)
卒業後キッチンスタジオを中心に、雑誌・メディア等のフード撮影に従事。
同時に映像関係では渋谷のBC内を主に、各局BS放送でCGPD/AD業務。
国際映画祭でのサポーティングスタッフなどを経験。
【個展】
2022年
・4月 渋谷区神宮前にて初個展(細密画)