WORKS作品


















INTERVIEWインタビュー
人が持つエネルギーを映し出す”スピリチュアルアート”
唯一無二の”スピリチュアルアーティスト”
”チャネリング”といわれる手法を用い、依頼者のエネルギーを作品へ映し出すクレオさん。彼女は幼少期から人とは違うものが見えることがあったのだという。
「昔から目で見えているものとは違う何かが見えることがありました。当時はそれがなんなのかよく分からなくて怖かったですし、自分がおかしいのではないかと不安に思っていました。」
幼い頃は怖くもあった自身の能力を、アーティストしての活動に生かすようになるまでにはどのような経緯があったのだろうか。
「20代後半の頃、大きく体調を崩したことがあり、それまで全力を捧げてた仕事もドクターストップが出て辞めざるを得なくなりました。とにかく休まないといけないという状況だったのですが、それまで忙しく生きていた分、休む行為を自分に許すことができなくて。とにかく体を動かしていないと落ち着かず、ひたすら散歩をして本屋へ行き、片っ端から本を読み始めたんです。その中で出会ったのが、とあるスピリチュアル系の本でした。」
何気なく手に取った一冊の本が、クレオさんの人生を大きく変えることになった。
「その本の中には、自分が今まで見えてきたものがなんだったのかの答えが書いてあるようでした。私が見えたり感じていたりしたことは実在するもので、私にはそれが見えているだけなんだと。そこからスピリチュアルセラピストやヒーラーとして、ご依頼主様のエネルギーを読み取ってメッセージを伝える活動を始めました。当初はテキストのみで伝えることが多かったのですが、自分が見ているものをもっと直接的、具体的にお伝えしたいという気持ちが大きくなり、絵を描くようになりました。そのうちに『自分のことも描いてほしい』という依頼をチラホラと頂くようになり、現在のスピリチュアルアーティストとしての活動が形作られていきました。」

“見ない”からこそ感じられるエネルギー
面白いことに、クレオさんは作品を作る上で「ご依頼主様には一度も会わず、言葉も交わさない」のだという。唯一無二の作品がどのように生み出されるのか、詳しく聞いてみた。
「基本的には全てメールのやり取りで完結します。気をつけているのは、ご依頼主様のお顔などを見ないようにすることです。あくまで私が見たいのはその方のエネルギーなので、お顔など地球上の情報が入ってくるとノイズになることがあるのです。お名前や生年月日、お住まいのエリアなどをお聞きした上で、文面からエネルギーを感じとってお伝えするようにしています。」
似顔絵とは趣を異にするクレオさんの作品だが、不思議なことに作品を受け取った依頼主様から『これは私だ』という言葉をもらうことも多いのだという。
「作品をお渡しした後に頂くご依頼主様からのメッセージは、ある種自分にとって答え合わせのような感覚に近いかもしれません。チャネリングで見えたマークが、実はその方にとって重要な意味を持つマークだったり、喉のあたりにエネルギーの塊が見えた方は歌に強い思い入れを持っていたり。ご依頼主様を守護する存在として過去世や未来世が見えることもあるのですが、その方たちから受け取ったメッセージなども絵に添えてご依頼主様にお伝えしたりもします。どのような方にもガイドしてくれる存在というのはそばにいるものなので、できるだけその美しさや温かさをお伝えしたいと思っています。」
日常生活で出会った高次の存在を絵に書き留めることもあるという。
「日本には八百万の神がいると言われていますが、描かれることが多いのは高名な神様ばかりだなと感じています。でも、街を歩いていると小さな神社や身近なところにもパワースポットってたくさんあって、そこで出会った神様の魅力にひかれて、作品にすることもあります。」

自分の力で誰かの人生を明るく照らしたい
デジタルイラストで描かれるクレオさんの作品だが、こだわりは『デジタルだけれど手書き』という点だという。
「私も葛藤しながらではあるのですが、今のところこだわっているのは『デジタルだけれど手書き』という点です。今は技術の発達で、完璧な円や直線を簡単に作ることができますし、図形を組み合わせることでキレイな絵を描くことは容易になりました。ただ、それをしてしまうことで誰でも描ける作品になってしまうことは避けたいという気持ちを持っています。ただ、まだまだ自分の画力が未熟だとも感じていて、私が見ているものはもっともっと美しくて、その美しさはご依頼主様の美しさそのものでもあるので、本当は転写したいくらいだと歯痒く思ったりもします。」
最後に、作品制作のモチベーションについても聞いてみた。
「昔、オーラの泉という番組で、江原さんがスピリチュアルな力で見えたものを伝えることで、多くの人を励ましたりしているのを見て、自分が持っている力も誰かの役に立つのかもしれないと感じました。自分の力に自信が持てなかった時は、そのメンタルに影響されてビジョンも暗く怖いものが増えたりしていたのですが、自分が見えているものがなんなのかわかってからは、相手の方が自分でも気づいていないようなパワーや魅力が見えるようになってきました。私はそれを映しとって作品にしています。作品をお渡しした後、多くのご依頼主様から長文で心のこもったメッセージを頂きます。その方が大切にされているエピソードを打ち明けてくださったり、僭越ながら私の作品で励まされたというメッセージだったり。そのメッセージこそ、活動を続けるモチベーションになっていますし、これからも多くの人がハッピーに暮らせるようなお手伝いをしていきたいと思っています。」

EXHIBITIONS展覧会情報
2023.08.01 ~ 2023.08.31
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