2023.08.07 ~ 2023.08.13
■吉岡徹プロフィール
東京芸術大学デザイン科を卒業後渡米、帰国後デザイン事務所開設、カネボウ、日航、三井銀行、読売新聞の広告担当をする。毎日広告賞、中日広告賞、準雑誌広告賞受賞。
その後、長年にわたり大学、大学院でデザイン(意匠学・色彩学)の教授として指導に当たる。
現在は色彩とデザインを最大限に表現できる抽象画をアクリル画で制作している。
不安定な奇をてらう芸術ではなく安定した精神性をキャンバスに表現することが今の課題である。
パリ国際サロンでの個展において
パトリス・ド・ラ・リぺエール「ユニベール・デザール」編集長より
「いずれも分類されない神秘的な作品。まるで万華鏡のようにYoshioka Toruの作品は動き、変化する。見るたびに角度によって、それらは異なる側面に気づかせる。それはきわめて知的な働きかけ。この作品が巧みに使い分ける色彩は凹凸や奥行きを与え、作品を照らす光源を生み出す。
それら作品は宗教的思念を感じ、中でも『回向 Parinamana』には感嘆させられた。異なるモチーフがちりばめられ、宗教的、伝統性への敬意を見た・・・」との評価を頂いた。