日本文化を継承するアート販売Webメディア

稲生晴美Web個展
琴線にふれて

自分の身の回りで起こること、例えば花が咲く・月が昇る・季節が変わる・いのちあるものに触れる。そのようなとき心が揺り動かされることが誰にでもあるでしょう。心の琴線にふれたとき、奇をてらわず、そのままを受け入れて感じたものを表現したい。それが私の制作の原点です。
ささやかな日々の営みの中、心が動かされ描くという私の行為と、その作品を見る方の心の琴線がつながり響き合う時どのような調べが奏でられるのかが、今回の個展のテーマです。あなたの傍にあって、時には癒しの調べを、時にはときめきの調べを作品を通して届けたいと思っています。

稲生晴美

日常のありふれた情景やものが、ふとした瞬間に心に響くことがあります。その響いたものが何であるのかを描きたいと思っています。
日本画の絵の具は鉱物などの粉末です。その粉末に自分で膠を混ぜて絵の具にしていきます。色も皿にできた色ではなく、乾くまでその効果はわかりません。日本画を表現方法としているのは、描きたい対象と画面と自分自身とにできる間合いが私の制作に心地よいリズムをつくってくれるからです。
作家として活動し始めたのは2022年からですが、それ以前は長く美術教師として生徒に美術を教えてきました。私の作品がどなたかの心のやすらぎになるように願っています。

【略歴】
・東京都生まれ
・東京学芸大学美術科卒業
・横浜国立大学大学院芸術系教育専攻修了
・公立中学校で美術教師として勤務
・2022年より作家活動に専念

【個展】
2023年
逗子「小さないのちに愛を展」
アーティザンズ北鎌倉「心動き つながる展」

【グループ展】
・教員展に毎年出品
2022年
・千葉県富津市金谷 「鋸山アートフェア」2点出品
・鋸山美術館 「選抜作品展」
2023年
グランドニッコー東京台場Gallery21「今を輝く現代作家展」
高崎スズラン百貨店「日本画・洋画精鋭作家展」
2024年
ギャラリーくぼた「新春・現代作家小品展2024」

【公募展】
2022年
・アーティザンズ北鎌倉 「春らんまん展」入選
・アーティザンズ北鎌倉 ウクライナの子どもたちのための「平和への祈り展」2点入選
・国立新美術館 「日本フランス現代美術世界展」入選
・アーティザンズ北鎌倉 「秋の展示会」2点入選
2023年
・フランス バスティーユデザインセンター 「第2回TOKYO世界展-パリ2023」推薦展示

会場
日本橋Art.jp
会期
2023.12.16 ~ 2023.12.31

戻る