小さい頃から絵を描くのが好きで、 同時にとても空想するのが大好きな子供でした。
自然に存在する何気ない出来事、 例えばアヒルの口の奥には歯がないのに、 何故あんなに固いキャベツが食べれるのか、などを、不思議に感じて感動したり。 樹木の葉が季節の中で何遍も姿を変えるのは、 自然の摂理以外に何があるのだろうか、などを感じて、 空想するのが楽しかったのです。
そんな風に、好奇心のまま観察をして感動しては絵を描いたり、 空想を膨らませたり、大好きなアニメのキャラクターなどを 道の端で、当時よくあった白いチョークで絵を描くのが大好きでした。
高校生の時に、ふとしたきっかけで、 父が絵が好きだったこと、また働くために絵を断念していたことも、 押し入れの奥に眠る、たくさんの絵の描き方の本と独学で描いていただろうスケッチブックの束を見て、知り、美大に行くことを決めました。
その後、美大に進んだ後は、デザイン事務所に入り、 主にグラフィックやイラストの仕事をする中で やっぱり心のままに絵を描いて生きていきたいと思い、 その後、本格的に画家としての道に進みました。
またデザイン事務所時代に、当時、白蛇伝などを手がけた日本のアニメーション黎明期に東映動画のアニメーターとして活躍後、日本で線スケッチ(line drawing)で描く絵画の第一人者として活動されていた永沢まこと氏に出会い、師事をし、永沢まこと氏の元で、線による水彩画(watercolor drawing)のスタイルを学びます。
その後は、現場で描くことを大切にした、 上記の線による水彩画(watercolor drawing)のスタイルで絵を描いたり、 人に教えたりすることで、絵の楽しみを伝えたい、自分を知ってもらいたいと考え、活動しています。
私の絵について、モチーフとして植物や蝶などが多いのですが、 描きたいテーマは、 見えたものの奥に見出した「目に見えないものへのリスペクト」
例えば、風や、光、命の豊かさ、命の美しさや輝きを描きたくて、 近年は、私たちよりはるかに永い時を生きる、大きな存在である大樹を描くことにチャレンジしたり、何千キロもの海を渡る蝶を描いたシリーズにチャレンジしています。
いつも絵を描くときは自分と真正面から向き合い、 目の前にある風景をどういう風に解釈するのか、突きつめていきます。
その際には、現場で線スケッチ(line drawing)から始め、 一人自然と向き合い、一つずつ丁寧に目の前の風景を描いていく中で、 インスピレーションを解放し、 まるで1枚の絵の中に物語を紡ぐような気持ちで、 目に見えないものからのメッセンジャーとして、 現地の動植物などを、描き入れていきます。
長い時間、絵を現場で描くので、 描いている時は、苦しいこともありますが、 現地で実際に描くことで出会える体験が、とても楽しいです。
私の出会った体験や心象が伝わるように発信していきたいですし、 そして私の描いた絵がたくさんの人の心に響いて、 アートがもっと広まっていってほしいと思います。 >YouTube
【略歴】 ・東京都生まれ ・武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン卒業 ・日本美術家連盟会員 ・三軌会会友 ・太陽美術協会会員 ・武蔵野美術大学校友会常任幹事(2014年〜2024年満期完了)
【主な個展】 ・ 2003年4月25日〜5月1日 (ギャラリー駒沢) 「青空てくてく旅 近藤麗子展」 ・ 2011年11月3日〜11月8日 (ギャラリー吉祥寺) 「VIVA LA VITA 近藤麗子展」 ・2014年 9月22日〜10月10日 (六本木ギャラリーOPP) 「UKA展」 ・2017年 12月9日〜12月23日 ( Ohshima Fine Art) 「CALLING展」 ・2019年 4月1日〜4月15日 (下北沢ラストチャンス) 「Sketches of Life展〜Something Eros・あなたと私の90秒〜」 ・2020年 6月17日〜6月30日 (下北沢ラストチャンス) 「ここにくればいつも青空展」 ・2021年 4月16日〜4月30日 (下北沢ラストチャンス) 「Carpe Diem展」 ・2022年 7月1日〜7月15日 (下北沢ラストチャンス) 「 Leuconoe展」 ・2023年 4月1日〜4月15日 (下北沢ラストチャンス) 「Parantica Sita展・1」 ・2023年 11月2日〜11月7日 (銀座ギャラリーG2) 「Parantica Sita展・2」
【公募展】 2009年〜2023年(現在)・太陽美術展(東京都美術館) 2010年〜2023年(現在) ・三軌会展(国立新美術館)
【グループ展】 2013年 ・近藤麗子教室展「TRUE COLORS-LIKE A ・3331千代田芸術祭2013(東京/3331アート千代田) ・武蔵野美術大学校友会埼玉支部展2013(埼玉/アートギャラリーアトリア)
2014年 ・Spectrum Miami 「Takeshita Art Museum」より出展(アメリカ) ・武蔵野美術大学芸術祭「サロン風月」(武蔵野美術大学)
2015年 ・Berlin Japan festival(ドイツ) ・スターバックス展(東京/下北沢スターバックス) ・海とビーチのHAWAII展(神奈川/東急リバブル茅ヶ崎センター ) ・アート島根展(島根/ミュージアム竹下成果工場) ・石正美術館選抜展(島根/石正美術館) ・マルタ展(マルタ共和国)
2016年 ・第10回美術家連盟新会員奨励展(東京/美術家連盟画廊) ・武蔵野美術大学校友会熊本復興支援チャリティー展(熊本県立美術館分館1階) ・武蔵野美術大学校友会埼玉支部ホスピタルアート展(埼玉/埼玉県介護施設)
2017年 ・イラストお国自慢展(東京/文房堂ギャラリー) ・ヴェネツィアビエンナーレ(イタリア/ヴェネツィア)
2018年 ・奄美を愛する三作家展(東京/ラストチャンス) ・HY ART STORY展(東京/mdpギャラリー) ・【四国まるごと美術館】タツノコジェニック・88スポットアートめぐり(四国)
2019年 ・Cebu International Art Fair 2019(フィリピン/IEC Convention Center Cebu) ・真鶴アート提灯プロジェクト (東京/MDPギャラリー) ・手塚治虫生誕90周年記念展(東京/MDPギャラリー) ・中目黒アート花見会Vol.4「Sakura Pink」展(東京/MDPギャラリー) ・タツノコジェニックアート展(京都/京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス) ・第1回三軌ブリリアント展(東京/東京都美術館) ・放送50周年 「ハクション大魔王展」(東京/墓場の画廊)
2020年 ・Def Tech Anniversary Music Art Exhibition展(東京/MDPギャラリー) 2021年 ・RIVERTV PLAY STORE Delivery展(東京/MDPギャラリー) 2022年 ・OKINAWA BLUE Exhibition(東京/MDPギャラリー) 2023年 ・新春富士山展(東京/ギャラリーG2) ・Affordable Art Fair Hong Kong(中国/HKCEC)
2014年〜2017年 ・ 三軌女流展(銀座ギャラリー暁) 2016年〜2023年(現在)・ksアーティストグループ展 (東京/銀座幸伸ギャラリー・G2ギャラリー・mdpギャラリー)
【主な受賞】 2007年 ・第20回「上野の森美術館 日本の自然を描く展」初出展初入選「古木」
2009年 ・第35回「太陽美術展」初出展初入選 会友推挙 「ひまわり」「曼珠沙華」
2010年 ・第62回「三軌展」初出展初入選佳作賞 「三春滝桜」「根尾谷淡墨桜」
2011年 ・第63回「三軌展」入選 会友推挙 「多幸樹 -レクイエム-」 ・第37回「太陽美術展」新人賞「人と自然」 2012年 ・第38回「太陽美術展」(財)日本青年館賞 会員推挙 「Mont Saint-Michelへ向かう丘」
2016年 ・第42回「太陽美術展」東京都議会議長賞 「影向の松」
2020年 ・第230回ル・サロン(Salon de Paris)展 初出展初入選 「typhoon2019」
【主なメディア】 2017年 奄美フェスタ(ポスター他キービジュアル) 2019年 我那覇美奈 夢の島熱帯植物館スペシャルライブ(ライブペインティング) 2020年 BSフジ/ブレイク前夜出演