「磁場=意識場」をコンセプトに見えないエネルギーを視覚的、聴覚的に見える形で表現するとともに、地球の地磁気と極微の微粒子の相互作用を探ることで未知なるエネルギーを科学的に探求し、人間や環境にとって良質なエネルギーを利用可能にするための考え方やメッセージをアートとして発信。 ランドアートやインスタレーション、映像や音、パフォーマンスなど、形 や色を変えながら、多角的な表現を試みている。 小倉正史(国際美術評論家)より、「コンセプチュアル・アーティストと言えるかもしれないが、彼の作品の根底には、何かの事柄についての概念というよりも、もっと深い、世界のありかたについての認識と結びつく思想が潜んでいる。むしろ、thinking artist、思想的なアーティストなのだ。」というお言葉を頂いた。 私はその言葉が気に入って、「Thinking Artist」と銘打って活動し、国内外で多数の展覧会を開催しています。
【略歴】 1978年 ・松澤宥「最終美術思考工房」在籍。 1980年~ ・「美道的表現の宣言」をし、美的でなく、路的でなく、内道的美学を美道的表現とする活動を現在も継続している。 1990年~ ・宇宙と社会と人間の関係性を買く自然界の法則を思考し「サーキュレーション・アート提唱」。現在もプロジェクト活動を継続している。 1993年~ ・「惑星磁場修正計画」として、地球上のパワースポット7箇所に磁場修正物質ψを埋設するプロジェクトを開始。現在は環境改善のプロジェクトとして形や色を変えながらランドアートやインスタレーションの形式で活動を継続 的に展開している。 2002年~ ・Sensible Art Project「知覚する芸術」を開始。自然現象の妙が視覚・聴覚化される空間を体感することで自然現 象の多様な不思議、驚きに気づく力を再発見し、生命の記憶の中に封印された新たなる感覚を呼び起こすための空間を創出するアート、として「空間に虹を作るプロジェクト」、「地球の中心の周波数7.83Hz を映像化し、空間に放出するプロジェクト」を現在も継続的に行っている。 2020年~ ・意識と微粒子極微の微粒子充満する極空間の相互作用の関係性をテーマに「量子絵画」の制作を開始。 この絵画は最初に完成した絵画の意識の痕跡を残しながら、その時々のテーマを取り入れ、意識の移行を徐々に変異させながら「量子絵画シリーズ」として、継続していく 絵画手法を試みている。
【個展】 1996年 ・ギャラリー360゜「One Day One Show」(東京) 1997年 ・ギャラリー白川「伊丹裕展」(京都) 1998年 ・香染画廊「伊丹裕展」(東京) ・ギャラリーはねうさぎ「Power Spot Art」(京都) 1999年 ・Para GLOBE「最終美術思考工房の消滅とその後」(東京) ・Para GLOBE「Elements for the Energy Accumulation」(東京) 2002年 ・表参道画廊「Rainbow Project「ノアの虹」」(東京) ・Para GLOBE「Sensibule Art」(東京) 2004年 ・「惑星磁場修正計Vol.8」(広島) 2005年 ・Gallery はねうさぎ「7.83Hzの交響絵画」(京都) 2006年 ・Gallery Punt「Archifect(7.83Hzの交響建築)」(岡山) 2008年 ・「惑星磁場修正計Vol.9」(スイス・ジュネーブ) 2010年 ・Space yui「観想軸」(東京) ・「惑星磁場修正計Vol.10」(中国・上海) 2012年 ・「惑星磁場修正計画Vol.11」(韓国・ソウル) 2013年 ・Art Garden「伊丹裕&360°工房展」(岡山) ・「惑星磁場修正計Vol.12」(小豆島) 2015年 ・「惑星磁場修正計画Vol.13」(パリ/フランス) 2017年 ・「惑星磁場修正計画Vol.14」(プラハ・ブタベスト/チェコ・ハンガリー) 2018年 ・みんなのギャラリー「Symphony Art of 7.83Hz」(東京) 2020年 ・Circulation Art Space「Layer ROOM Online exhibition・伊丹裕個展」(東京)
【グループ展】 1988年 ・日本現代美術展/ニューヨーク(アメリカ) 1989年 ・Japan Impact Art Now/ 韓国美術館(ソウル) 1991年 ・サーキュレーションアート展/大阪ソニータワー(大阪)/ディレクター 1993年 ・『惑星磁場修正計画Vol.1』 ストーンヘンジ/イギリス 1994年 ・波動の彫刻/御殿山ヒルズ(東京)/ディレクター ・『惑星磁場修正計画Vol.2』 南極 1995年 ・Morhe’95/港区青山周辺(東京) ・メビウスの卵展/O美術館(東京) ・Golgi Pamphlet/四谷・P3ギャラリー(東京) ・メビウスの卵野外展/パルテノン多摩(東京) ・惑星磁場修正計画Vol.3』 マチュピチュ/ペルー 1997年 ・タイムトロン展 / 神奈川サイエンスパーク(神奈川)/ディレクター ・メビウスの卵野外展/パルテノン多摩(東京) ・『惑星磁場修正計画Vol.4』 鞍馬山プロジェクト/日本 ・『惑星磁場修正計画Vol.6』 アリゾナ.セドナ/アメリカ 1998年 ・『惑星磁場修正計画Vol.6』 エアーズ・ロック/オーストラリア 1999年 ・「最終美術思考工房の消滅とその後」/Para GLOBE(東京)/ディレクター 2000年 ・『惑星磁場修正計画Vol.7』カイラス山/チベット ・BOX アートストリート展Vol.1/杉並区周辺(東京)/ディレクター 2001年 ・{仮説芸術Vol.1}/Para GLOBE(東京)/ディレクター 2002年 ・BOX MUSEUM STREET「思想の図書館」/杉並区周辺(東京)/ディレクター ・La Dolce Vita(ポーランド/ドイツ ) ・Para GLOBE「「知覚する芸術」Sensible Art」(東京) 2003年 ・六感の森/Axis Gallery(東京) 2004年 ・「松澤宥と九つの柱」/広島市現代美術館(広島)/ディレクター ・ELEMENTALISM .Vol1/Para GLOBE(東京)/ディレクター ・国際芸術祭 Between ECO &EGO/川口市周辺(埼玉ーギリシャ) 2005年 ・ELEMENTALISM .Vol2/Para GLOBE(東京)/ディレクター 2006年 ・東京芸術大学、馬車道キャンパス「Festival Video Art」(横浜) ・Far Beyond (4月のアーティスト達)/表参道画廊、香染画廊、Para GLOBE(東京)/ディレクター 2008年 ・DAYLIGHT SPACE/東京ージュネーブ(スイス) ・香染画廊/Para GLOBE「Tokyo Local 1」(東京) ・ELEMENTALISM .Vol3(対向・アビムカ)/Para GLOBE(東京)/ディレクター ・フラグメント「松澤宥と最終美術思考工房」/ギグメンタ2008/アートコンプレックスセンター(東京) 2009年 ・PARCOURS-WAY-MICHI/風組+伊丹/東京都現代美術館(東京) 2010年 ・未知なるエネルギーの写本/Shun Art Gallery(上海)/ディレクター ・サーキュレーションアート/芸術と環境展(上海)/ディレクター ・Gallery HIGURE「BIGAKKOU ANNUAL REPORT2010」(東京) 2012年 ・Incheon Culture & Arts Center『SEA OF PEACE』(韓国) ・気仙沼復興屋台村『東北震災復興支援プロジェクト』(宮城) 2014年 ・美学校ギグメンタ:松澤宥「世界蜂起」(東京)/オーガナイザー ・とのしょうアート化計画(小豆島) 2015年 ・拡張現実美術館/Nobuoka Flat Musem(広島)/ディレクター ・阿佐ヶ谷アートストリート「Pureism国際展」(東京) 2016年 ・Para GLOBE「ライブコラボレーションアート5月・6月(重力波絵画+重力波音楽)」(東京) ・YOSHIO NAKAJIMA ART CENTER「新具体派メールアート展」(スウェーデン) ・NEO GUTAI パフォーマンス・東京タワー展望台(東京) 2017年 ・利尻島・第1回・芸術祭(北海道) 2018年 ・Daijo V Shop「新具体派美術展」(東京) ・みんなのギャラリー「NEO SILKSCREEN by 360」(東京) 2020年 ・アーセナル「第14回Arte Laguna Prizeファイナルアーティスト展」参加(ヴェネチア) ・スペース・ユイ「PLANT OF PLANET vol.2」(東京) 2022年 ・ギャラリーConceal hibuya「Consciousness」(東京) ・ギャラリーPleine Vue「Triangle Zone」(東京)
【受賞歴】 1992年 ・第1回オランダグラフィックビエンナーレ 1993年 ・第5回タキロン国際デザインコンペティション ・軽井沢ドローイングビエンナーレ ・都市への提言(川崎製鉄/神戸市) ・人間と環境ドローイングコンペ 2020年 ・Arte Laguna Prize2020: Final Artist