第20回 新春21世紀展

展覧会情報


生方純一 

コロナ禍、新年を清々しい気持ちで迎えられるように、澄んだ空気感を青色で表現しました。

 
 
遠藤章子
 
ガラスでの制作を始めてから10年以上がとうに過ぎ、その間制作環境も生活環境も大きく変化した。子供をもつ母にもなり、手を動かさない時期もあった。
何を作るのか、何を作りたいと思うのか。大きさや質感、かたちに対する意識はゆるやかに変化する。
その中で変わらず中心にあるのは「何気ないかたちであるように」ということだ。ただそこに、あるべきように、ただあるだけのもの。そういうかたちを、これからも作りながら探っていきたい。
 
 
松山修平 
 
ロックダウン中でもアートは止まらない!!何が生まれるか どのように完成するか分からない。重要なのは試す、試す、試す、、こと!!!試す事で新たな やり甲斐とアイディアが生まれる。そして偶然が必然に成る。この時期の思い、感情を絵でしか表せない物を描きたい。
 
 
舩坂芳助
 
折り紙は普通10㎝~15㎝四角のものが使われますが、四角い紙で折られた折り紙の型は色と共に様々な表情が込められています。そうした色紙は繰り返し使用され、和紙の持った強い特徴が生かされています。今回は細長い色の付いた和紙を使用しています。版画作品は平面で折り目は彫ってありません。色の端と端を結び付けて見てみてください。折り重なった色の折り目が見えてきます。折られた型は抽象的なもので、新しい現代の折り紙として木版画で制作しました。色のバランスは偶然に生まれたものです。
 
 
伊藤久美子
 
孔雀の羽根を描く事は未知の国に訪れる様な勇気が入ります。
 
 
永野のり子
 
日常が大きく変わって一年が経ちました。
止まったような時間の中でわたしはただ生きているだけでしたが、無為の日々に吹いたかすかな風が一枚の画になりました。
 
 
井上絢子
 
ものを見て、形を歪めたり、都合よく修正したりを繰り返して絵をかたちづくっていく。目の前のものをそのままは見えていない、まっすぐ捉えていないのだと自覚し言い聞かせているうちにそれが反射して、”ほんとう”が見えてくるのかもしれない。
 
 
ムラカズユキ
 
これは、間違いだらけの産物である。気になれば、更にその上からでも平気で描く。私にとって素描は、魅力的な線を引くことである。そして、やり直さない。むしろ、間違いだらけの中に大変な魅力がある。風景を描いても、花を描いても、裸婦素描の線が原点にある。
ムラ芸術の原点は、結局、線である。     
2021年01月05日 
 
 
元永紅子
 
ただひたすらに色の糸を紡ぐ。重なり絡み合う色と影。同じ重なりは二度となく、少しずつ新しい色へと変化していく。繰り返されることによって見えてくる何かがある…。
 
 
井戸原亮二
 
新春21世紀展20回目に寄せて・・・第一回目の方々、黒川紀章、朝倉摂、韓永燮、久里洋二、狩野炎立、各氏の仲間に入れていただき華やかに21世紀展がスタートしました。ほんとにうれしくもはりつめていました。順調に発展が続きここまで立派な展覧会として開花させ、私も20年続けて発表させて頂いており、長年のお礼の気持ちをここに表したいと思います。
(画廊に寄せられた手紙から抜粋)
 
 
BICO
 
全ての事が一瞬にして変わってしまった2020年…私達もそれを受け止め大きく変わらなければならいのだけれど、今はまだ変遷期のようなもので少し先のことすら靄がかかったようにはっきりとみる事ができない。だけどよーく見てみるとうっすらだけどそこにはもうすでにいろんなものがちゃんと存在していることに気がつく、この作品がそうであるように。
 
 
布施和佳子
 
とうとうパリにやって来た
憧れのパリにやって来た
エッフェル塔にボンジュール
モナリザの微笑みにボンジュール
マドモアゼルにボンジュール
ボンジュールにボンジュール
憧れのパリにボンジュール
 
 
池田貴美代
 
ガラス玉を通してみる空の景色に魅せられ、描き続けています。
 
 
山口俊郎
 
柿はあまり食べないのですが、形や色は味わい深くて見ていて飽きないですね。
果物を描くときは、香りや味など感じられるように描けるといいなと意識しています。
 
 
柵瀬茉莉子
 
「海の試作」
はなれたり、
こわれたり、別の何かにくっついたり、
くっついて安心したらまたはなれたり、
海の中の生き物もきっといろいろある。
浜はあちらとこちらが繋がる場所
今日も浜を歩く。
 
 
ヒロトミザワ
 
スイスの旅で出会った街の情景です。旅は時として、ふと子供の頃の気持ちを呼び戻してくれる魔法を持っているように思います。再び「旅」することができる世界に戻りますように! 祈りを込めて!
 
 
唐沢貴子
 
コロナで引きこもっていたら、テレビの画面から私の命の底にジョンレノンのイマジンが流れてきた。想像してごらん、国なんかないって・・・
私は虚無感から解放され、作品を創りたくなった!
 
 
大田澄江
 
ビトレの街・・・古い街中にこんな建物が保存されて残っていました。
ドブロブニク・・・赤い屋根が美しくて見とれました。街中は迷路のようでした。
 
 
鈴木英里子
 
私はある動物園に暮らすヘビクイワシをモデルに制作をしています。彼女のしぐさや表情に惹かれて制作を始めて4年以上が経過していますが、今後も作品を通してその魅力を少しでも伝えていけたらと思います。
「街」は自身の制作テーマであるヘビクイワシが街に降り立つ姿を想像して描いた作品です。檻の中でさえ様々な表情を魅せる彼女が広い世界に出たときにどのような行動をとるのか、制作だからこそできる世界観を表現しました。
「決意」は自身の感情が最も表れた作品だと考えております。前作となった「揺らぎ」はモデルとなったヘビクイワシの個性を出すことを目指し制作をしましたが、それでは納得がいかず満足いくまで手を加えた作品が今作になります。
 
 
フランシス真悟
 
コロナの影響で、今まで送ってきた生活が一変し、当たり前に思っていたことが難しくなり、失われているものがたくさんあります。
自分の力ではどうにもならない事に対して、何か新しいものを創り上げるクリエイティブな事に集中し、いろいろ世の中で起きていることを忘れられる時間と心のスペースを持つことが大切で、必要とされる。
 
 
勝間田弘幸
 
万葉人の心の豊かさが時空を越えて今、無作為の形象の中に花ひらいてくれたらなんと素晴らしいことかと・・・
 
 
小堀令子
 
作品タイトルは「be」
今を生きるをテーマに描いています。
 
 
磯部真知子
 
noon-noon
存在する全てがゆっくり流れる光を楽しんでいます。
Noon-noonは、真昼、昼さがり、最盛期という語意も持ちますが、詩の世界では夜半、真夜中の意でもあります。影の世界も愛おしいです。
 
 
川島弘子
 
日ヲ進ミ、
月ヲ歩ク。
始まりの点から終点まで、存在という名前の線で結ばれる。
 
 
高嶋英男
 
壺の口部分を人の顔部分に見立てた、「顔が空洞の不可思議な肖像」のシリーズに取り組んでいます。
 
 
野沢二郎
 
私にとって制作とは、絵の具を乗せたり削ったりの試行錯誤の中で、行くべき方向を探る活動です。イメージは出現と消失を繰り返します。そして不意にやってくる完成、「風待ち」も「谷をわたる」もそのような産物です。風景のような奥行きを持つと同時に、厚塗りの絵の具が物質として現実に存在する、という両義性について考えています。

 
 


 
 

会場
会期
2021.01.13 ~ 2021.01.30
時間
12:00~19:00(最終日17:00まで)
休廊日
17日、18日、24日
住所
〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通14 旧三井物産ビル1階
TEL
045-664-3917

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