絵というよりも最初はデザインそのものへの興味が、幼少期からありました。実は、芸大も美大も出ておらず学校で美術部に所属すらしていなくて…中学は運動部、高校は吹奏楽部に所属していました。ただ、子どもの頃から、看板や広告を見るのが好きだったんです。街中で見つけたデザインをそのまま描き写したりしていました。絵以上に“デザインを描く”ことが好きだった感覚ですね。
約15年間アパレル業界に従事していて、インポートブランドでのスタイリスト業務をはじめ、店舗レイアウトや販促デザインなどに携わっていました。大きな病気を患い治療のために退職したのですが、大好きだったファッションの仕事を失って自分に残ったのが”絵”だったんです。その後、闘病とリハビリを経てイラストレーター・デザイナーとして独立し、本格的に活動をスタートしました。デザインに関しては前職での経験があったものの絵については専門的な学校に通ったわけでもなく、独学といえば独学で、ひたすら書籍を読んだり、学生時代の美術の先生のもとを訪ねたり、ネットやSNSで調べたり…。インプットしたものをとにかく実践し、その積み重ねで技術を体得していきました。