日本橋アート 特別企画

完売作家 2025

売約率 90%を超える完売作家と呼ばれるアーティスト

売約率 90%を超える 完売作家と呼ばれるアーティスト

期間:2025年 7月 ─ 12月期

アートシーンの中でも特に注目度の高い「完売作家」と呼ばれるアーティストたち。個展や展覧会において作品の売約率が90%を超える彼らは、その独自の世界観と表現力で多くの人々を惹きつけてやみません。本特集では、日本画や洋画といった伝統的なジャンルから、コンテンポラリーアート、さらにはデジタル技術を駆使した作品まで幅広く紹介。 完売という実績に裏打ちされた確かな存在感と、その人気の理由を感じながら、ぜひごゆっくりとお楽しみください。

掲載作家

髙橋浩規 / モハメド イクバル / 井坂健一郎 / 乙丸哲延 / 永吉秀司 / 大嶋 直哉 / Koichi Terai / 佐藤 佑

東京藝術大学大学院にて中島千波に師事し、日本画の正統を継承する。自然界の「光」を構造的に捉える独自の視座は、単なる写実を超え、精神的な静謐さを画面に定着させている。郷さくら美術館への収蔵や多数の百貨店個展が示す通り、その詩情豊かな表現は現代の自然観を象徴する一翼を担っている。
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バングラデシュ独立戦争の記憶を起点に、人類の普遍的な悲劇と希望を凝視し続ける。ダッカ大学教授として後進を育成しつつ、東京藝術大学で博士号を修了。青木繁記念大賞の受賞や国家間での作品贈呈実績は、その芸術が個人の表現に留まらず、国際的な社会的共感と平和への警鐘として機能している証左である。
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山梨大学教授として教鞭を執りつつ、絵画、写真、インスタレーションを横断するコンセプチュアルな表現を展開する。アートとテクノロジーの融合を提唱し、建築やプロダクトデザインまでを領域に収めるその姿勢は、既存の「作家」という枠組みを拡張し続ける。学術的な探究心と商業空間での洗練が共存する、現代知性派の筆頭である。
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フランス政府給費留学生として国立パリ美術学校に学んだ、洋画壇の重鎮。独立美術協会において確固たる地位を築き、その重厚かつ洗練された筆致は、半世紀近くにわたり日本の洋画界を牽引してきた。伝統的な油彩の技法にフランス的な叙情を交差させた作風は、正統派洋画の完成形の一つとして高く峻別される。
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日本美術院特待であり、国宝絵巻の現状模写事業に参画する稀有な技量の持ち主。古典修復で培われた緻密な技法を、現代の「路傍の風景」に転じる卓越した表現力を有する。寺院壁画という公共的かつ歴史的な制作に従事するその活動は、日本画の伝統を次代へと接続する文化的結節点としての重責を果たしている。
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1995年岐阜県生まれの大嶋は、東京藝術大学で日本画を研究し、写真の断片と日本画素材を再構成する独自の技法を確立した。和紙や岩絵具に印刷写真やアクリルなどを重ね、平面的でありながら質感豊かな画面を生み出す。「断片の再構築」を軸に、細密な描写と素材のズレが生む違和感を特徴とし、多くの公募展で受賞。博士課程修了後も展覧会やレジデンスで精力的に発表を続け、《Landscape / Jungle》(2024) などが代表作として知られる。
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東京藝大出身の寺井浩一は、当初は古典的な油彩画を学んだが、感情や感覚を純粋に表現するため抽象表現へと移行した。自然の事象を主題に、多層の布を用いたコラージュや和紙を活かす技法など、多様な手法で独自の世界を構築している。対象から受けた驚きや観照を昇華し、観る者の心に静かに迫る作品が特徴。惰性を嫌い、今後も新たな表現を追求し続ける姿勢が期待されている。
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1993年生まれの佐藤は、東京藝術大学で日本画を学び、伝統技法を基盤に博物館資料や都市風景を現代的に再構成する作品を制作している。公募展での受賞や個展・グループ展を通じて評価を高め、近年は“光”と“層”をテーマにしたシリーズが注目される。岩絵具や箔を重ねた絵肌に、街灯や窓の明かり、資料の痕跡を取り込むことで、個人と社会の記憶が交差する独自の世界を描き出している。
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