日本の伝統文化である水墨画を受け継ぎながら、現代の感性で新しい表現を探求しています。
2011年の東日本大震災をきっかけに、日本人として日本文化の継承に自分も関わりたいと考え、水墨画を本格的に学び始めました。2018年に墨画師範資格を取得し、現在は制作活動と並行して水墨画教室の運営や文化体験活動にも取り組んでいます。
生物科学を学んだ経験から、生命の構造や自然界に潜む美しいパターンにも関心があり、DNAや動物、植物、風景など、伝統的な水墨画ではあまり描かれないモチーフにも墨で挑戦しています。
墨のにじみや濃淡、筆の偶然性を生かしながら、「余白の美」を大切にしています。近年は太陽を重要なモチーフとして、墨の世界を照らす光、生命のエネルギー、目指す場所、そして自分自身を肯定してくれる存在として表現しています。
伝統をそのまま再現するのではなく、墨という日本独自の表現を通して、自然、生命、そして現代を生きる私たちの心を描いていきたいと考えています。