フランスにいたときに描いた作品です。フランスの北の田舎で滞在させていただき、毎日絵を描きました。馬小屋がアトリエで、部屋からアトリエまで歩いたり、アトリエで疲れてぼんやりしていると、よく雲間から差すエンジェルラダーや、霧が晴れていって景色が現れるのを眺めて、当時の自分の不安に何かいいことがあるような気持ちになりました。 梅雨のじめじめしている空気もこの絵で少しでも何かが差し込んだら素敵だなと思い、ここに出品させていただきます。