子どもの頭頂部の旋毛をクローズアップした作品だ。この作品は、日常の中で何気なく目にする子どもの「つむじ」という小さな特徴を、親密な視点で捉えている。それは単なる身体的な特徴の描写ではなく、子どもの成長を見守る者の視線と、その瞬間の記憶を留めようとする意図が込められている。画面に広がる柔らかな色彩と曖昧な形態は、記憶の中で次第にぼやけていく印象を表現している。
| 素材 | パステル
子どもの頃の記憶や感情をテーマに、絵を通して「曖昧さ」や「懐かしさ」を表現しています。作品にはよく子どもや古いおもちゃが登場し、見る人にやさしくも少し切ない気持ちを届けたいと思っています。
【略歴】 1997年 ・中国生まれ 2023年 ・京都芸術大学院入学 2025年 ・京都芸術大学院卒業
【グループ展】 2023年 ・Pre*View 展 2023年 ・ H O P 展 2024年 ・ S P U R T 展