アルゼンチンの画家•パフォーマー
1975年にブエノスアイレスで生まれ。
14歳で絵を描き始め、25歳でArt School N500、大学で“Master of Visual Art”の称号を獲得。
25歳から30歳までスペインの首都マドリッドで研鑽を積み35歳の時に芸術教授の称号を受賞。
彼は主要なアルゼンチンの数々の芸術賞を受賞しており、特に“Premois Nacionales”のコンテストでは“Painting Awards”を15回受賞。
2002年からオーストリア芸術家協会の正式な会員となり毎年オーストリアの各都市で個展を開催し、好評を得ている。
南アメリカはもちろん、アメリカ、ドイツ、オーストリア、スペイン、イタリア、イギリス、各国の首都で個展が開かれている。
彼の作品は幅広く、枠にはまらずに 写真、彫刻、ライトオブジェクト、公共スペースの壁画等があり、楽器演奏、コンサートのコラボセッションとしてライブペインティングもしている。
特にライブペインティングでは地元アルゼンチンだけでなく南アメリカ全体でも有名なロックバンド『La Bersuit Vergarabat』とブエノスアイレス最大のシアターで何度も即興でセッションを行い、フレキシブルでインスピレーションに富むパフォーマーとして名を馳せる。
彼の作品にはメルヘンに登場するような架空の生き物や人物が多く、それらは潜在意識の奥底に隠れている集合意識を象徴しているかのよう。絵が暖かく語りかけてくれ、まるでセラピーを受けたかのように傷ついた心が癒されていき、独自の不思議なファンタジー世界を紡ぎ出している。また、折り紙のような模様のついた紙をキャンバスに貼って、油絵具と重ねて描く手法を得意とする。
日本の折り紙で作った白い船が彼の絵の最近のモチーフになっていて、日本文化からの影響も多く、共感できる。
画家であるというよりは 総合芸術家として、将来どこに行き着くのかわからない。人間的に魅力のある人物であることは絶対に間違いない。
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