小さい頃から、父親が地域のイベントで絵を描いていたのをよく見ていた影響か、私も絵を描くのが好きでした。小学生だった当時はいじめられていたこともあって、友達が少なかったです。クラスで話す人がいなかったので、ノートや教科書の隅に、花や女の子の絵を描いて過ごしていた記憶が残っています。
自分がずっとやりたいと思っていたデザインの仕事に就き、熱が入りハードに働いていたのですが、体を壊してしまって。腎臓の病気になり、1ヶ月ほど入院することになりました。気持ち的には元気だったけれど、体が思うように動かない状態でした。そんななか、病室に画用紙とクレヨンを持ってきてもらい、小さい頃から好きだった絵を再開したんです。
1日1枚、自分が好きな笑顔の子の絵などを描いて、それをSNSなどにアップするようにすると、勇気づけられるとポジティブなコメントをいただくことも増え、本格的に画家活動を始めました。2018年頃からは本格的にグループ展に参加させていただき、これまでに国内外28カ所の展示会に参加しました。本の挿絵を担当したり、横浜赤レンガのイベントで花の絵を提供したりしたことも。直近ではNFTアートにもチャレンジしています。当時病気を患って、できなくなったことは多くありましたが、それがなければ、今絵を描いていないかもしれません。私にとっては大きなターニングポイントでした。