Statement

音楽を学び、ピアノに向き合ってきた経験は、今も私の絵を描く感覚につながっています。
1976年から1979年にかけてルノー・キャトルでヨーロッパ各地を旅し、そこで出会った景色や人々の暮らし、美しい街並みに心を動かされたことが、独学で絵を始めるきっかけになりました。

大切にしているのは、斜めに切った竹に墨をつけ、白い紙の上で思い切り自由に線を走らせることです。
計算しすぎず、その時の気持ちやリズムに任せて描き、そこへ後から色を重ねていきます。

今回の「ラ・ダンス」というタイトルには、線や色が音楽に合わせて踊るような感覚と、描く時間そのものを楽しむ気持ちを込めました。音楽を奏でるような感覚で生まれた作品の数々を、ご覧いただければ幸いです。

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