橋のたもとに生えていたこうべを深く垂らす姿に強く魅せられて、その植物を採取し描きました。
枯れてもなお、己の存在感を示すその姿に生命の崇高さと畏敬の念を込めて、そして気品も感じられる様に描きました。
ダブルサムの規格が気に入って、縦長の作品をシリーズにしていた頃の作品です。

｜素材｜
キャンソン紙、ジェソ、鉛筆、アクリル

｜キーワード｜
#植物画　#クラッシック　#草木　#秋　#茶色｜ブラウン　#黄｜イエロー

この作品もとは、ジェルプリント技法で制作しています
版にはコースター、南天の葉、カレンダーをコラージュし、櫛で引いた線が画面に動きを加えています
何回か色を重ねて刷り上げた色彩は
味わいのあるブルーと冴えたカドミユムオレンジの配色が美しく、スピリチュアルです
植物と太陽
どこかアジア的なムードが漂う作品となりました。
個展の際、三人の方がどうしても購入したいと言われたので
限定5枚までジーク印刷にかけ販売しましたこれはNo.4の作品となります

｜素材｜
ジェルプリントマット、アクリル絵の具、白上質紙に印刷しています

｜キーワード｜
#植物画　#おしゃれ　#月・太陽　#夏　#橙｜オレンジ　#青｜ブルー

生命が冬の眠りから目覚めて蠢き出す春
生命が泉の様に湧き出し、生命の讃歌を高らかに歌っているような作品です

この作品は、大学の卒業制作で描きました
キャンパスの裏地をうすく溶いたジェソとアクリルで染めた後、そこに出来た染みを手がかりに描いていく私の独特の作風はこの作品から始まりました。

右下の葉牡丹から次々とイメージが湧き上がり、様々’な生きや植物を薄墨で輪郭を描き出す行程は絵を彫り出していくような感覚です
初めから構図を決めて描くわけではないので
その時その時のインスピレーションを大切にして描きます

自由に絵筆が動く時はまるで何者かに描かされているような感覚になります
その感覚がたまらなく好きです

裏キャンパスで描く私の作品は、絵の具が淡く広がり、全体的に古風な落ち着いた色彩になります
全てを描き切らず、未完の美も大切にしています

生命の廻りの神秘性や生命への讃歌をこれからの自分のテーマとしていきたい、その出発点となった作品です

｜素材｜
裏キャンパスにジェソ、アクリル、墨、胡粉

｜キーワード｜
#植物画　#ファンタジー・幻想　#自然　#昆虫　#紫｜パープル　#橙｜オレンジ

この作品は「白菜シリーズ」の第3作目の作品です。
越冬した白菜から新しい生命が生まれ、春の訪れを讃歌する構図になっています。
ポーリングメデュームで描いた華やかな背景が幻想的で気に入っています。
幾重にも重なった白菜の葉からは生命が尽きようとしてもなお、力強いパワーを感じるように描きました。
生命の神秘的な巡りを視覚化するように
蝶が舞っています

|素材|
裏キャンバスにジェソ、ポーリングアクリル、アクリル絵の具

|キーワード|
#風景画　#ファンタシー・幻想的　#春　#自然
#蝶　#ピンク