國奥雀謳Web個展
我が目に映るもの-生と共にある十五景-

幼少期から絵を愛し、高校時代の絵画展で見た風景画に魅了されて以来、個展を開くことが夢となりました。
その夢を追い続け、デザインの専門学校に進学するも、一度は挫折。
30歳で再び絵に向き合うことを決意し、32歳から独学で日本画を始めました。

私の作品は、日本各地を旅して集めた素材を元に描かれています。
緻密で繊細な絵に憧れ、心が洗われるような絵を描きたいと願い、先人の技に倣いながら日々努力を重ねています。

本展覧会では、日本の風景を描いた十五点の作品を通じて、観る人々に日本の美しさと心の旅を感じていただければと思います。
作品の中には、具体的な場所を特定しにくいものもありますが、それは旅の一部として、観る人々自身が想像力を働かせ、心の中で共に旅する楽しさを味わっていただければ幸いです。

「我が目に映るもの-生と共にある十五景-」を通じて、皆様が風景画の魅力に気づいていただけたらこれ以上の喜びはありません。
ぜひ、ご来場いただき、私の旅の一部をお楽しみいただければと思います。

● 國奥雀謳

子供の頃から絵が好きでしたが、高校時代に絵画展の風景画を見て、自分の絵の個展を開く事が夢となり、上京してデザインの専門学校へ行きました。
しかし、思い描いた道が見つからず一度断念。
30歳で再び絵を志すことに決め、32歳独学で日本画をはじめました。
日本の何処かを旅し作品の材料を集め作品にしています。
緻密で繊細な絵に憧れています。
心が洗われるような絵を描きたい、先人に倣って良い絵を描いていきたいと思っています。

【略歴】
1971年
・北海道生まれ
1990年
・日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科入学
1992年
・日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業
2016年
・雅号「國奥雀謳」で活動を始める

【公募展】
2004年
・11月 東京都美術館「近美展」入選
・12月 東京都美術館「流刑展」入選
2005年～2011年、2013年～2016年、2018年、2021年
・上野の森美術館「日本の自然を描く展」入選
2017年、2019年
・上野の森美術館「日本の自然を描く展」上位入選
2012年、2020年、2022年
・上野の森美術館「日本の自然を描く展」佳作賞