2024.10.01 ~ 2024.10.15
これまでの創作活動を振り返れば、
自分の心の中にあるものを画面に乗せてきた。
それはしばしば言葉にできない感情や
見えないものへの問いかけであり、
その断片が積み重なって、
今の作品群が生まれてきた。
抽象画とは、
言葉や形に縛られない自由な表現の場。
その中で自分は、自身の心の動きや、
観るものとの対話を試みてきた。
形のないものを形にすることで、
見えないものを浮き彫りにし、
感情や経験を共有することを目指してきた。
自分にとって絵を描くことは感情表現。
何か言葉に出来ない感情や、
常に自分の中で渦巻いてる感情を作品に対してぶつけたい、
今の自分のすべてを画面にぶつけたい。
このweb個展では、
作品を通じて、
あなたと自分の心の中に共鳴する何かが生まれることを期待しています。
心に残る風景、
忘れがたい瞬間、
言葉にできない感情 —
それらが抽象画として生まれ、
今、あなたの前に広がっています。
是非、ご高覧いただき、
心の中で何かが共鳴する瞬間を
見つけていただければ幸いです。
そして、その共鳴があなたの日常に
少しでも新しい視点や体験を
もたらすことを願っています。
● 早川剛
絵を描く事は自分にとって感情表現。
何か言葉に出来ない感情や常に自分の中に渦巻いている感情を作品に対してぶつけたい、今の自分のすべてを画面にぶつけたい、と思い制作しています。
【略歴】
1976年生まれ。埼玉県草加市出身。
2000年武蔵野美術学園日本画科卒業後、作家活動を始める。
2004年までは人物画を主題にした作品を公募展、コンクールで発表。
2005年からは主題に抽象画・心象風景を加え個展を中心に画廊での発表を続ける。
主な経歴として個展、公募展、コンクールでの発表の他、
2005年全国公開映画「同じ月を見ている」(監督:深作健太、主演:窪塚洋介)絵画制作、
小説「士道残照 – 幕末京都守護職始末」(中央公論新社発行、藤本ひとみ著)装画制作等がある。