2022.07.05 ~ 2022.07.11
淡い色彩とふるえるような線を走らす独特の技法で、人間の内に潜む苦悩や不安、悲哀を表現する画家。パリはもちろんのこと、ヨーロッパ、北米、日本など各国で数々の個展を重ね多くの賞を受賞。その作品はパリの美術館をはじめ欧米の諸美術館に収蔵され、現在ではフランス画壇を代表する巨匠として高く評価されています。
今展では娘のフローラ・ジャンセン氏監修の上、ジャンセンのアトリエに保管していた作品を中心に油絵、水彩、パステル作品をご覧いただきます。
●ジャン・ジャンセン | Jean Jansem
1920 アルメニアで生まれる
1951 民衆主義者賞受賞
1953 アントラル賞受賞
1958 サロン・デ・ジューヌ・バンチュールの会長に推挙
1966 国際形象展に招待出品(’86まで19回)
1984 ジャンセンカタログレゾネ出版
1993 長野県に世界で初めてのジャンセンの美術館「安曇野ジャンセン美術館」が開館
1996 大丸アートミュージアム東京にて”ジャンセン回顧展”開催
2002 アルメニア国家勲章受章
2003 フランス レジオン・ドヌール勲章受章
2013 フランス郊外にて逝去