この世界に生きている、あるいはかつて生きていたものたちを銅版画で表現しています。 冷たく暗い海の底に棲む生き物、命を吸って寄生する生き物、世界から1匹も居なくなってしまった生き物。その確かな生命たちへの祈りを込めて。
【略歴】 2000年 ・埼玉県生まれ 2019年 ・女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻入学 2023年 ・女子美術大学卒業予定
【グループ展】 2021年 ・東京都美術館｢日本版画協会第88回版画展｣ 2022年 ・東京都美術館｢日本版画協会第89回版画展｣ ・ハイカラ雑貨店 ナツメヒロ「モノクロームロマンチカ」 ・boji hair+gallery ｢だいがくせい展｣ 2023年 ・国立新美術館｢第46回五美術大学卒業･修了制作展｣ ・ギャラリーフィルモ｢ほっこり展｣
「朽ちる主」眠 海月
30,000円
「大王烏賊」眠 海月
「蠱惑」眠 海月
5,000円
銅版画、大型変形版の作品。 古代の血を受け継ぐ怪魚。その身にびっしりと根を張るラフレシアやシメコロシノキ、そして冬虫夏草たち。命を吸われてなお生きんとするシーラカンスは、魚類の主に君臨する。 作品サイズ：縦 (cm)：イメージサイズ:120 紙サイズ:150 作品サイズ：横 (cm)：イメージサイズ:36.5 紙サイズ:65
銅版画、大型変形版の作品。 キノコや植物に寄生された巨大イカ。深海の支配者は矮小な菌糸と根に侵され、その形を失っていく。それでも気高く生きようとする姿はまさに大王の名に相応しい。
作品サイズ：縦 (cm)：イメージサイズ:120 紙サイズ:150 作品サイズ：横 (cm)：イメージサイズ:36.5 紙サイズ:65
夜の森に咲くラフレシアを妖しく取り囲む毒キノコを表現した銅版画です。 腐臭を放ち虫を誘う巨大花が、他をかき消すほどに魅力的なのは、寄生した植物から命を吸い上げたからなのかも。
