社会科学の勉強していく中で、そのイメージを投影したのがこの作品です。社会には無限の変数があり、

それに立ち向かって分析をしていく学者の脳内を思い浮かべながら、この作品を作りました。

この作品には、未来が明るく、想像を超えたワクワクするものが待っていて欲しいという気持ちを投影しました。

作品からそれが読み取れるかどうかはまた別ですが、今でも踊るような気持ちでこの作品を描いたのを覚えています。

「未来」ではなく「Mirai」なのは、少し遠く、異質で計り知れない未来の雰囲気を出したかったからです。

この作品で表したかったのは、心の複雑さです。自分の心を構成する、数えることのできないほどの情報、感情、思い出を「グネグネ」という言葉に込めました。

これを描いた当時は少し心がささくれていた記憶があるので、どちらかと言えば悪い意味で心が複雑であることを表したかったのかもしれません。

複雑すぎて取り扱いに困るほどのものを、人間が皆持っていることが、少し不思議です。

太陽がテーマの作品です。本当の太陽は明るすぎて、視覚で捉えるのが大変ですが、私が太陽に持っている幾らかのイメージをこの作品に投影しました。

太陽は大きなエネルギーの源で、生命を支え、多くを生み出し、信仰の対象にすらなるものです。

これらの要素を絵に表したのが、この作品です。