–ぼくらはただ、静かに穏やかに暮らしたいだけなんだ。この円い空の下で。–

丸いキャンバスを使い、たった一つの小さな地球の平和を願った作品です。昨今の不穏な世界を顧み、大事な人の今生の幸せを祈ります

–ツラいことのあとには、良いことがある。–

枝垂れ梅の風景に、来る春への希望を織り込みました。



（木枠キャンバス）

-寒空のプラットホームで、青い月は見ていた。-

京急大森海岸駅を舞台にした、幻想風景イラストです。

時間は ななめに過ぎ去っていく。

ノスタルジーと記憶を残して。

大田区六郷にあるタイヤ公園を舞台にした、幻想油彩画です。

子供の頃の思い出と、遊具に落ちる影を重ね合わせるように、”今この時”を思います。

舞台は夏の伊豆下田駅前。

幼い頃、海辺で食べたあんみつの寒天は、海藻の香りがしたことを描いています。

寒天をプリズムに見立て、現在と過去の世界を行き来する一つのツールにしています。

(女流画家協会展入選作品/美術の窓 掲載)

かの海を臨むウッドデッキを歩きながら、少女はひたすら祈っている。きっと今信じていることは、私の元へ還ってくると…。

横浜そごうの、緑と水に溢れた浮世離れしたレストラン街をモチーフに描きました。

天空に生い茂る自然の中で、再び息吹くことを心に願います。

-いまが夕闇時と知っていたとしても、いざ生きめやも。-

スイスの雪化粧した街並みを描きました。”いまを生きる”をテーマにした幻想画という名の現実画です。

神奈川県、油壺。夏の海とコンクリの照り返し。旅情を切り取った、大きめ油彩です。

描いた当時はタイトルに別の意味を込めてましたが、今伝えたいのは “辛いことの後には嬉しいことが待ってる”

きっと幸運の帳尻が合う日が来ると信じて。

–ドアを開けても、誰もいない。–

鍵っ子だった自分の幼少期と重ね合わせて、イマジナリーフレンドとの留守番の風景をノスタルジックに描きました。孤独と想像する力と。2018年 美の起原展 奨励賞受賞作品です。