現在では白いイメージの強い古代ギリシアの建築物や彫刻はかつては極彩色に彩られていたといいます。近代の白いギリシアの理想像と実際の姿との間には大きな隔たりがあるようです。 古代ギリシアを代表する建築物であるパルテノン神殿もまた長い歴史の中でキリスト教の聖堂やイスラム教のモスクなどに利用され、火薬庫として使用されていた時代には攻撃を受けて爆発炎上するなど驚くような変化を受け入れて今もなお誇り高くアクロポリスに聳え立っています。 その雄大な姿には、長い時を重ねて削ぎ落とされた本当の美を感じます。
| 素材 | デジタル機材、写真用紙(厚手L判光沢ゴールド)に印刷
| キーワード | #抽象画 #北欧・ヨーロッパ #建物 #月・太陽 #白|ホワイト #デジタルアート
ギリシア好き。 遥か昔から変わることない人間の根元的感情に興味があります。
【略歴】 2009年より役者、ダンサーとして舞台に立つ。大学で演劇学を専攻。 ギリシア演劇に惹かれ、ギリシア語やギリシア劇について学びはじめる。勉強会の企画、進行等。 美術館、博物館での仕事を通して、自身も絵を描きはじめる。 2021年よりイラストレーター、画家として活動開始。