父親の死をきっかけに絵を描き始めました。
亡くなる直前に「お前は絵の天才って騒がれていたけど、なんにもならなかったな」と言われ、いろいろ思い出しました。小学校に入学してからすぐに、学校の先生に大量に絵を描かせられていたこと。3年生になって写実的に描くことを学校で禁止され、それ以来、絵が描けなくなったこと。
自分が絵の天才だとは思わないけど、40歳から絵を描き始めて今は夢中になっている。
絵を描いていると、自分の生きているこの時代や人間について思いが駆け巡ります。
花の絵や風景を描いていると、自然の中に神や仏の御影を感じます。
花の絵を描く時は、平和や誰かの命を祈らずにはいられません。
絵は、自分の宗教性を表現するものなのだと思います。
自然の中に神や仏を感じる…私は花や風景を通して宗教画を描いている、そう自負しています。
インスタグラムにて、作品の制作過程を公開しています。良かったら、ご覧ください。
1977年
・茨城県生まれ
1997年
・グラフィックデザインの仕事を始める
2002年
・武蔵野美術短期大学デザイン科卒業
2017年
・デザインの仕事を全て辞め、デッサンを学び始める