仙台を拠点にしている水彩画家の古山拓先生から、作品を描くときの作家としての視点をお聞きしました。
作品名:旅路
作家名:古山拓
作品の現地写真
現地でクロッキーをを描く古山先生
こちらの作品は現場で写実的に描くとか、写真から描くという方法は取っていないので、構図がかなり異なっていますが、「作家には現場ではこう見えている」というおもしろい見本かもしれません。妻がめずらしくiPhoneで現地クロッキーの現場動画を撮っていました。
鉛筆の線動きが、作家が対象を追う心の動きを端的に物語っています。
「作品の元になったのはどんな素材なのか?」
というお話から、作家の目線や考え方などをご教授頂きました。
目に見える景色を作品に落とし込むこともできますが、
そこに「こう見える」という独自の視点を入れることが古山拓先生の”個性”に繋がっているのだと思います。