Statement

抽象画を鑑賞することで右脳が活性化し、集中力や記憶力、さらには発想力の向上につながると言われている。 確かに、具体的なモチーフを持たない抽象画は、時に観る者を試すような感覚を与える。 自身の経験や想像に引き寄せて見ているのか、それとも異なる視点から理解すべきなのか。 あるいは、ただ自由に、あるがままに感じ取ればよいのか──。 抽象であるがゆえに、観る側の感情や季節の移ろい、光の強弱によって、まったく違う表情を見せるという不思議な魅力がある。 私は、そうした抽象画の深さや変化を空間の中で楽しんでもらえるよう、色を重ね、幻想的な雰囲気を纏った作品を制作している。 日常の空間に一枚の絵を飾ることで、その場が穏やかに、あるいは華やかに変化し、どこか特別な空気が生まれる。 そんな、日常と非日常が交差するような絵画空間を目指して創作を続けている。

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Artist

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