野年、画業50年を記念して、作品集を刊行しました。
1970年代から現在までの作品をまとめ、改めて自分の足跡を辿ることができ、一つの大きな区切となりました。
まだまだ迷半ばですが、自分のこれからの制作に相計が見えてきたように感じます。
「生きるとは―」「人間関愛とは―」を制作の原点として、更に深く人間を見つめ直し、新たな出発をしたいと思います。
浅野輝一
人間を描き続けて50年
「現代の風景から」と題して、自分をとり巻く人間像をテーマに現代の社会現象を通じて、様々な人間模様をユーモアとペーソスの精神で見つめ描き続けてきました。
色彩は、自分の特色であるパープルを基調にし、空間には水墨画をイメージした黒を対比させて描いています。