2021.05.28 ~ 2021.06.11
生きとし生けるものは皆他の誰かの命を頂いて生きている。里山で生まれ育った私は、いつからかそう強く感じるようになりました。
厳しい自然界で生きる動植物たちは、そんな当たり前で大切なことを教えてくれます。そして、私自身も「生かされている」ものの一部だということを痛感させられます。
小さな草花や昆虫達の姿を通して、命の儚さと力強さ、そして美しさを表現したいと思っています。
生きとしいける物、皆必ず誰かの命を頂いて生きている。それは残酷なことに見えてとても自然で尊いことだと自然が教えてくれました。
私は植物や懸命に生きる動物達の姿を描くことで、自然や命の儚さ、美しさ、を表現したいと思っています。