平面作品に描かれる空間とその中のいきもの。実在するような、しないような。
一見すると可愛らしい作品。しかしそこに癒しや平和的なメッセージを込めて
いるわけではなく、「好奇心と、何か言葉にしづらい心の渇き、自分の中の
モヤモヤを代弁するために描かれた結果」なのだと小林さんは言います。
筆を置き完成した作品はもはや他人の作品のような感覚でまた次の制作へと。
だからいつまでも旅をしているみたいな…
小林大悟
岩絵の具の持つ表情豊かな色彩と物質的な肌触りに惹かれながら制作しています。
生物や風景を足がかりに画面を構築しています。
1990年、東京都生まれ。2014年に多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業 アートコミュニケーター「とびらプロジェクト」三期修了。