グラフィックデザイナー・画家。 2017年より作家活動をスタート。 古紙を支持体に利用し、岩絵具・水干絵具などで絵を描いています。
▼コンセプト 冷戦 大戦の後、世界を東西に分裂させたイデオロギーの戦い。 人々は自由を奪われ叩き潰される。 無数の幼い命が奪われ、弱者が打たれ傷つけられている。 世界は死と苦痛に包囲されていた。
繰り返してはいけないと誰もが知りながらも、幾度も繰り返される争い。 そんな時代の中で自由を求める人々や 忘れてはいけないものを残すことを試みようとしている。
「マルタの祈り 1968」森田悠介
-
1968年 プラハの春。
「人の顔をした社会主義」を目指したチェコスロバキアの変革運動は、 ソビエト連邦軍およびワルシャワ条約機構軍のプラハ侵攻によって叩き潰された。 そして再び独裁政権が訪れる。 1989年のビロード革命までの暗い時代、多くの人々が自由を求めて闘った。 その中において幾人もの女性の活躍もみられた。 自由を求めた闘いは、今も世界中で起こっており。 武力による侵攻・制圧は決して繰り返してはならない。