京都芸術大学で油絵を専攻していた頃は、その自由さと油絵具の持つ強さに戸惑い、絵筆よりも少し制約のあるものを使っての創作が自分に向いていると思い様々な版画を学びました。在学中子供へ向けたアートに興味があったためチェコ、プラハへ留学。ヨーロッパの暮らしを通して日本の素晴らしさにも気づきました。特に水性木版は日本特有の技法であり、天然の素材を通して表現する柔らかさ、素朴さに惹かれ制作を続けています。暮らしの中でふと見つけた野草や窓辺から空想して絵を描くことが多く、見る人の気持ちを明るくするような、それでいて人間らしい作品を作っていきたいと思っています。