日本の伝統的な精神性と現代デザインの融合を追求するアーティスト・デザイナー。
日本の古来の哲学である「空(くう)」の持つ無限の広がりや透明感、そして「禅(ぜん)」の持つ静寂や研ぎ澄まされた美意識。これらを、単なる形式としてではなく、現代のライフスタイルに深く共鳴するコンテンポラリーアートとして再解釈し、
作品に昇華させています。
私の作品の根幹を成すのは、厳選された日本最高峰の伝統素材です。フランク・ロイド・ライトが愛したことで知られる宇都宮の大谷石、美しい経年変化を遂げる栃木レザー、そして職人の息吹が宿る富士金梅帆布。それぞれの素材が持つ歴史的文脈と独特の質感を対話させるように組み上げ、唯一無二の世界観を構築しています。
加速し続ける現代社会において、作品が目指すのは「魂が帰るべき静寂の聖域」です。枯山水が描き出す砂紋の陰影や石の佇まいは、観る人の心を映し出す鏡でもあります。国内のみならず、アジアをはじめとした海外市場への展開も見据え、手掛けた表現の価値を明確に世界へ発信していくこと。そして、何世代にもわたり受け継がれてきた日本の美の伝統を、未来へとつないでいくことが私の使命です。一つの作品を通じて、皆様の空間に深い静寂と、豊かな余白をお届けできることを願っております。