群馬県出身、群馬県在住のアーティスト。 主に風景画を手掛ける。
SNSを中心に作品を発表する傍ら、 原画を実際に見てほしいという思いから 各地のギャラリー公募展などに出展し多くの反響を得ている。
特筆すべきはその手法。 一部を除き、ほとんどの作品を3色の透明水彩絵の具で描く。 さらに特徴的なのはパレット上で混ぜて作った色で描くのではなく 印刷機の「版」のようにそれぞれの色ごとに描いては乾かしを繰り返すことで様々な色を出す。 重なることで深みと奥行きを増した色はより自然に風景を映し、 見る人をまるでその絵の世界に入り込んだかのように感じさせる。
【略歴】 1981年 ・群馬県生まれ 2002年 ・都内専門学校卒業 (漫画専攻) 2019年 ・作家活動を開始 【個展】 2020年 ・会遊亭ギャラリー(群馬)「壱歳」 2021年 ・会遊亭ギャラリー(群馬)「新たに再び」 【グループ展】 2021年 ・ZINEgallery(京都)「0号展(春夏秋冬、計4回)」 夏:オーディエンス得票数1位 秋:オーディエンス得票数5位 ・ギャラリー龍屋(東京)「ZERO TEN 2021-Tokyo-」コンペ得票数3位 ・茶吉庵ギャラリー(大阪)「じゃぱんあるてぃすと展2021」 ・MDPGALLERY(東京)「minimum view」 他多数
「湿った風」山口泰
70,000円
「その先へ」山口泰
日差しの眩しい夏の日。こんな日は広がる畑の向こうに怪獣のような大きい雲がむわっとした風を巻き起こして現れる。
三色の透明水彩絵の具を塗り重ねて描いた作品。 最低限の色数で描くことで色の濁りを抑え、透明水彩特有の透明感を生かしています。
水辺に沿って歩き見つけた橋。その先にはまだ見ぬ景色が待っている。