私は大学三年生から日本画を書くの始めました。日本画特有の鉱物顔料の輝きと質感に魅了され、それらを活かした表現を追求してきました。私の作品は、家庭や自然といったテーマを通して、人間と環境の複雑な関係性を探るものです。「自然」は自由の象徴であり、家族の束縛からの解放を意味します。一方で「家庭」は制約や否定的な感情を内包し、私の中に潜む暗い一面を呼び起こします。これらの対比を作品に取り入れることで、観る人に自身の内面や環境との関わりについて考えさせる空間を提供したいと考えています。
【略歴】 1999年中国生まれ 2020年文星芸術大学入学 2024年文星芸術大学卒業 2024年文星芸術大学大学院入学
【公募展】 -第49回創画会 – 第8回石本正大賞展 – 数寄和ギャラリー行こう展 – 第9回石本正大賞展 – 文星芸術大学院生展