歌舞伎の背景画が日本画だと知り、日本画を習おうとするも身近に先生がおらず、当初は油絵の先生に教わりましたが日本画への情熱を捨てられず、多摩美術大学に入学後日本画を専攻し制作に没頭してきました。 そんな中、日本画家・中島千波の墨絵に出会い、その大胆な技法に衝撃を受け素材として墨絵の技法を使用し始めました。 近年、葛飾北斎の浮世絵の肉筆画の表現を研究し制作しています。
【略歴】 1979年 栃木県に生まれる 2003年 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 日本画専攻 卒業 2005年 多摩美術大学 大学院 修了
【受賞歴】 2000年 栃木県芸術祭美術展 日本画部門 入選 2002年 第15回 現代日本絵画展 大賞 2003年 筆あそび大賞展 入賞 2005年 第23回 上野の森美術大賞展 入選 2007年 REICOF ART AWARD 2007 グランプリ 2021年 第10回 Artist Group −風− 大作公募展 入賞 2021年 第8回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 入選 2022年 月刊美術 Presents 美術新人賞「デビュー2022」 入選
【個展】 2005年 個展(ギャラリー渓) 2006年 個展(アートスペース羅針盤) 2008年 個展(柴田悦子画廊) 2009年 個展(アートスペース羅針盤) 2014年 個展(柴田悦子画廊) 2015年 個展(柴田悦子画廊)
【グループ展】 2003年 若き画家たちからのメッセージ展(すどう美術館) 2003年 二人展(すどう美術館) 2003年 七味展(世田谷美術館) 2003年 大学院終了制作展(銀座画廊) 2005年 五美術大学制作展(東京都美術館) 2005年 第二回 七味展(柴田悦子画廊) 2005年 三人展(なびす画廊) 2005年 グループ展(ギャラリー渓) 2006年 グループ展(ギャラリー渓) 2007年 第三回 七味展(柴田悦子画廊) 2007年 中之条ビエンナーレ(群馬県中之条町) 2008年 グループ展(ギャラリー渓) 2008年 グループ展(アートスペース羅針盤) 2009年 中之条ビエンナーレ(群馬県中之条町) 2009年 グループ展(アートスペース羅針盤) 2010年 グループ展(アートスペース羅針盤) 2010年 グループ展(ギャラリー渓) 2011年 グループ展(柴田悦子画廊) 2012年 グループ展(柴田悦子画廊) 2013年 グループ展(佐藤美術館) 2014年 グループ展(アートスペース羅針盤) 2015年 グループ展(井上画廊) 2021年 グループ展(アートスペース羅針盤) 2021年 Artist Group -風- 大作公募展(東京都美術館) 2022年 第7回渺渺(びょうびょう)展 (東急百貨店たまプラーザ店) 2022年 Artist Group -風- 小品展 ~花信風~(髙島屋日本橋店・京都店・大阪店) 2022年 美術新人賞デビュー2022入選作品展 2022年 Artist Group -風- Epilogue ~花信風~(髙島屋日本橋店・京都店・横浜店) 2022年 グループ展(アートスペース羅針盤) 2022年 柴田悦子画廊 開廊25周年記念展 セレクション 2022年 渺渺展(東京銀座画廊・林田画廊・ギャラリー和田) 2022年 FINE ART COLLECTION(松坂屋上野店)
「吹く 」手塚葉子
55,000円
「降り注ぐ」手塚葉子
悪いもの、禍を吹き飛ばす様子を少し大げさに滑稽にみえるように描きました。
木を見上げて葉っぱが降り注ぐ様を見ている子供の様子を描きました。圧倒されながら見ていました。 葉っぱが降ってくるのが面白く、不思議な光景であったのだと思います。
人物を方解末の白にしているのは、これからのたくさんの経験を積んで自分の色を身に着けて欲しいと思うからです。
素材:木製パネル・雲肌麻紙・岩絵具・金箔・折り紙