靡く風も、生命の息遣いも、湧き上がる情動も。ひとつひとつが色の重なりで出来ている。織り成される命の像は千差万別で、清らかで、濁っていて、愛おしくて、壊したくて。 自身が感じ取った色彩を、生を、描くという手段で可視化したい、そう考えて日々試行錯誤しつつ作品を手掛けている未熟者です。
【略歴】 2004年 ・広島生まれ 2023年 ・北海道大学美術部黒百合会入部
【グループ展】 2023年 ・札幌市民ギャラリー「第114回黒百合会展」 2024年 ・にじのかかるところ「未完の大器 アンビシャス展」
「痕」たなか
非売品
夏が来る度に目にする、変わらない景色を描きました。 茹だる様な暑さの中、溶け込んでいる陰鬱な空気を味わっては、言葉に出来ない想いに襲われます。 平和への信念といった高尚な考えを持っている訳で無いけれど、人間として抱いた感情を注いだ作品です。
|素材| キャンバス、油絵具
|キーワード| #風景画 #建物