生きるとはどういうことなのか。 実際にある空間の写生を通し、その時々の考えや感じ方を日本画で表現しています。
【略歴】 1996年 ・熊本県生まれ 2017年 京都市立芸術大学美術学部入学 2021年 京都市立芸術大学美術学部卒業 2021年 京都市立芸術大学院入学 【グループ展】 2018年 学内制作展 2018年 京都大学吉田寮「きてみな吉田寮展」 2019年 学内制作展 2019年 ギャラリー悠玄「pattern」 2020年 卒業制作展 2021年 京都駅「京都市立芸術大学移転プレ事業」 2022年 ギャラリーマロニエ「クレーターNo.0」 2022年 下京渉成小学校「下京渉成小学校作品展」 2022年 GALLERY AND LINKS 81「Vigor2022展」
「memento mori」髙木祐利
80,000円
この作品は、自身の制作方針がおおよそ定まったきっかけとなった作品です。 メメント・モリという言葉があります。ラテン語で「死を忘れることなかれ」といった意味があります。
人の形をモチーフに、石や植物、自然空間の写生を通し、死に思いを馳せた際に感じる自身の感覚を日本画で表現しました。
私たちは日々を過ごしていく中で、いつしか生や死について考えることをしなくなっていくように思います。この作品を見ていただく際、また私自身も制作しながらいかに生きるか、いつか訪れる死について想いを馳せる時間を共有できたら幸いです。