高校進学を機に漫画家を目指し、道具を揃え本格的な制作に打ち込もうとしたが、画力のなさを痛感した。しかし、普通科理系に所属しながらも、芸術科の先生方が顧問の美術部に入り、デッサンが上手くなると噂の油彩専攻に所属した。そこで、油彩にまんまとハマり、今では油彩画での表現をメインとして学生作品を描いている。
最近は、『作家として描いているイラストチックな表現』と『学生として描いている写実的な表現』を融合した、新たな表現を模索している。 別の経緯を持つ、2つの表現を1つの画面に融合させることは、何らかの歪みが生じ、それを繋ぎとめる何らかの表現をしなくてはならない。 難しく、楽しい研究になると思う。
【略歴】 ・福岡県生まれ ・九州産業大学造形短期大学部 芸術造形学科 グラフィックデザイン領域 入学 ・佐賀大学芸術地域デザイン学部 西洋画専攻 編入学
【個展】 2021年 ・山本文房堂「スーツの美学展」
【グループ展】 2022年 ・○○ギャラリー「水と油展」 ・Graphic Art exhibition~クリエイティブ表現の現在~(東京都)
現在 日本基礎造形学会 会員