毛虫から蛹、そして美しい姿へ、見事なまでに変容を遂げる蝶は、私達に「変わることの大切さ」を教えてくれています。
自身のアイコンとなるモチーフを探していた時期、一日十匹以上の異なる蝶を見たり、目の前を歩く女の子のTシャツが蝶のパターン柄、道に落ちていたボタンの形まで蝶の形、、。偶然かもしれませんが「蝶を描いて」というメッセージのように思い、この出来事をきっかけに、蝶を描き始めました。
蝶の翅に、描きたいと思った感情や、表現したい・伝えたいメッセージを投影させ形にしています。受け手が、前向きで明るくなれますように、と願っています。
1989年1月24日生まれ、東京都出身。 幼少期から絵を描くことを好み、絵を描くことで得られる沢山の良い思い出を持つ。学生時代、進路の時期には美大への進学を考えるが、最終的に総合大学へ進学。しかし在学中、語学留学の為、渡仏した経験がきっかけで、絵の道を志すようになる。大学卒業後、イラストレーターとして活動し、その後「作品を描きたい」との思いから、画家として活動開始。様々な画材を試す中、日本に古くから伝わる伝統画材「日本画」と出会い、繊細で美しい素材に魅了され、独学で学び始めることを決意。現在は「蝶々」を自身のモチーフとして制作活動中である。
▼活動実績 2014年-2015年 / ・第3回、第4回クリエイターEXPO出場 ・(株)技術評論社/あっという間に筆まめ、筆ぐるめ掲載の年賀状及びクリスマスカードイラスト ・(株)ポノリポショップ/展示販売イラスト ・維新の党、木内孝胤氏/選挙ポスター、風刺画イラスト ・ボローニャ国際絵本大会/グループ出展 ・出光ガソリンスタンド(埼玉・日高サービスステーション)/新店舗開店告知イラスト ・(株)開発社/書籍「会話が華やぐ大和言葉」笠倉出版社出版、掲載イラスト ・(株)ロケーション/任天堂3DS専用ソフト「みんなのおしゃべりチャット」使用スタンプ ・一般社団法人家の光協会※JAグループ出版文化団体/雑誌「家の光」掲載イラスト
2019年 / ・初個展「蝶々」Gallery×Cafe 赤坂 Jalona
2020年 / ・グループ展「U-35」Gallery×Cafe 赤坂 Jalona ・株式会社Casieにて作品取引開始
2020年 / ・株式会社クオリア―ト「日本の美術」出展決定
▼今後の展覧会情報 「第27回 日本の美術 全国選抜作家展」 2022年2月12日㈯~2月16日㈬ 上野の森美術館
「先祖」大貫桃子
130,000円
「無題」大貫桃子
11,000円
「StayHome」大貫桃子
120,000円
「Mango and Melon parfait」大貫桃子
100,000円
「冬と春の間」大貫桃子
SOLD OUT
「はじまり」大貫桃子
40,000円
【株式会社Casie登録作品】 画面中央にいる蝶は父、母、子供で、家族を表しています。 その家族を取り囲むように、円を描き、見守っている白い沢山の蝶々が先祖というイメージです。
ある日、ふと絵のヴィジュアル、イメージだけが頭の中に浮かんで、そのアイディアをノートに残していました。
ある日、散歩をしていたら、雑草が沢山生えている空き地を見つけたのですが、立ち止まって眺めていたら、森林浴的なものだったのか、なんだか癒されました。 そこで、ふと緑の絵が描きたくなりました。
そういった様々な出来事が一つになり、絵のイメージがより明確になっていきました。
背景には、風で揺れる草の様子を描き、草の一本一本に、その草が持つ小さな生命力を描きました。
そこに「先祖」に対する感謝の気持ちを絵にしました。
【株式会社Casie登録作品】